「からだのよみがえり」
（使徒信条）
（１ヨハネ３：２）
「愛する者たち。
私たちは，
今すでに神の子どもです。
後の状態は
まだ明らかにされていません。
しかし，
キリストが現われたなら，
私たちは
キリストに似た者となることが
わかっています。
なぜならそのとき，
私たちはキリストのありのままの姿
を見るからです。」
わたしたちが死ぬと，
魂はキリストに受け入れられます。
キリストの再臨の時，
わたしたちのからだは，
キリストによって
甦えらせられます。
そして，
再びわたしたちのからだは，
わたしたちの魂とひとつとされ，
キリストの栄光のからだに
似せられます。
終わりの時，
すべての人がよみがえります。
（使徒２４：１５）
このとき，義人は救いが完成し，
悪人はさばきを受けます。
（ヨハネ５：２８，２９）
パウロは，
信仰者の復活について述べます。
復活の時は，
「終わりのラッパとともに」
起きます。
（１コリント１５：５２，１テサロニケ４：１６）
その時，キリストの再臨があり，
キリストにあって死んだ者が
まずよみがえり，
生きている者は変えられます。
（１テサロニケ４：１６，１７）
信仰者の復活の確かさは，
キリストの復活によって
保証されています。
パウロの信仰は
次の言葉で表わされています。
（ピリピ３：２１）
「卑しいからだを，
ご自身の栄光のからだと
同じ姿に変えてくださる。」
（ローマ８：２３）
「そればかりでなく，
御霊の初穂を
いただいている私たち自身も，
心の中でうめきながら，
子にしていただくこと，
すなわち，
私たちのからだの贖われることを
待ち望んでいます。」
それでは，
「復活のからだ」とは
どのようなものでしょうか。
パウロは，
復活のからだは「朽ちないもの」,
「栄光あるもの」,「強いもの」,
「御霊に属するからだ」と言い，
「天上からだ」と言います。
（１コリント１５：３５－４９）
「ある人はこう言うでしょう。
『死者は，
どのようにしてよみがえるのか。
どのようなからだで来るのか。』
愚かな人だ。
あなたの蒔く物は，
死ななければ，生かされません。
あなたが蒔く物は，
後にできるからだではなく，
麦やそのほかの穀物の種粒です。
しかし神は，
みこころに従って，
それにからだを与え，
おのおのの種に
それぞれのからだを
お与えになります。
すべての肉が同じではなく，
人間の肉もあり，
獣の肉もあり，
鳥の肉もあり，
魚の肉もあります。
また，天上のからだもあり，
地上のからだもあり，
天上のからだの栄光と
地上のからだの栄光とは
異なっており，
太陽の栄光もあり，
月の栄光もあり，
星の栄光もあります。
個々の星によって栄光が違います。
死者の復活もこれと同じです。
朽ちるもので蒔かれ，
朽ちないものによみがえらされ，
卑しいもので蒔かれ，
栄光あるものによみがえらされ，
弱いもので蒔かれ，
強いものによみがえらされ，
血肉のからだで蒔かれ，
御霊に属するからだに
よみがえらされるのです。
血肉のからだがあるのですから，
御霊のからだもあるのです。
聖書に
『最初の人アダムは
生きた者となった。』
と書いてありますが，
最後のアダムは，
生かす御霊となりました。
最初にあったのは
血肉のものであり，
御霊のものではありません。
御霊のものはあとに来るのです。
第一の人は地から出て，
土で造られた者ですが，
第二の人は天から出た者です。
土で造られた者はみな，
この土で造られた者に似ており，
天からの者はみな，
この天から
出た者に似ているのです。
私たちは
土で造られた者のかたちを
持っていたように，
天上のかたちをも持つのです。」
イエス・キリストは，
次のように復活のからだを
「御使いたちのよう」と言います。
（マルコ１２：２５）
「人が死人の中から
よみがえるときには，
めとることも，
とつぐこともなく，
天の御使いたちのようです。」
２０１４．２．２４
