ユダから支配者がでる
(創世記49:10)
「つえはユダを離れず,
立法者のつえは
その足の間を離れることなく,
シロの来る時までに及ぶであろう。
もろもろの民は彼に従う。」
ヤコブのユダへの祝福と預言です。
ユダから支配者が出る預言です。
ヤコブは長子への権利である
アブラハムの約束(創世記12:1-3)を
下の息子であるユダに与えます。
「シロの来る時」とは,
イエス・キリストのことです。
(ルカ1:32,33口語訳)
「彼は大いなる者となり,
いと高き者の子と,
となえられるでしょう。
そして,主なる神は彼に父ダビデの王座を
お与えになり,
彼はとこしえにヤコブの家を支配し,
その支配は限りなく続くでしょう」。
☆彡
ヤコブのユダへの預言
(創世記49:8-12口語訳)
「ユダよ,兄弟たちはあなたをほめる。
あなたの手は敵のくびを押え,
父の子らはあなたの前に
身をかがめるであろう。
ユダは,ししの子。
わが子よ,
あなたは獲物をもって上って来る。
彼は雄じしのようにうずくまり,
雌じしのように身を伏せる。
だれがこれを起すことができよう。
つえはユダを離れず,
立法者のつえは
その足の間を離れることなく,
シロの来る時までに及ぶであろう。
もろもろの民は彼に従う。
彼はそのろばの子をぶどうの木につなぎ,
その雌ろばの子を良きぶどうの木につなぐ。
彼はその衣服をぶどう酒で洗い,
その着物をぶどうの汁で洗うであろう。
その目はぶどう酒によって赤く,
その歯は乳によって白い。」
2021-08-04