上北沢暗室雑記帳

写真に関するよしなしごとを

磐城平城本丸跡地

2015年06月16日 23時58分32秒 | 放言
 いわきネタを全然書いてなかった。4月に引っ越してきてから、いわきで週末を過ごしたのは先月半ばになって初めて。年季の入った住まいを念入りに掃除した後は、新聞の折り込みで知った「期間限定、無料公開、磐城平城本丸跡地」に行ってみた。もと奈良県人は「平城」の文字を見ると広い草原のイメージが瞬時に沸き起こるが、いわき駅北側の小高いところにその昔お城があったそうな。私有地で非公開なのを、有志の尽力で限定公開が実現したとか。


 駅北口の急な坂道を覚悟して登り始めると、あっけなく門の前に出る。警備会社の人にパンフレットをもらい、うっそうと木々が茂る内堀?沿いを歩くとほどなく物見台。駅がよく見える。


 脇の木札に、城下町と現況を重ねた地図が貼ってあって、やっぱり国道の南側の緑道はお堀の跡だったんだなと納得。
 内堀?をぐるりと回って登山道のようなのを登ると、立入禁止の札の貼られた納屋?とか母屋らしい建物の向こうに、思いがけない広場が。突き当りまで行くと、駅を見下ろす予想通りの景色。


 背後はこんな広場。


 奥の建物は、旧仮藩庁。城と城下町の模型とか、いわき四藩の歴史解説とか展示されていた。ここも普段は非公開なのかしら。


 豆タイルの洗面所と置かれた鏡が、なかなか素晴らしかった。
 磐城平城本丸跡地の限定公開は、残すところあと4日。6/20、21、27、28とのこと。
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