adachi emi popotopia no yoake

足立絵美の日本画、パンタン(操り人形)の作品紹介や展示のお知らせ

とんま。

2013年11月12日 05時25分49秒 | 日常


伏見稲荷参道のとあるギャラリーで見つけた、
可愛いおじさんの箸置き。
お気に入りです。



先ほど、自分が如何に出来損ない人間なのかを知りました。
まあ内気で人見知りするのはまだ克服されないけれど、余りにも駄目駄目じゃないかと。。。他人とのコミュニケーション能力がね。

いろんな人と関わりたい、関わらなくてはと気づいてから自分なりに頑張ってきた。でも駄目だった。
絵ばかり描いて、そっちの方は蔑ろにしてきた報いなのだろうから仕方ない。


しかしこういう事を知る事が出来たのも幸せな事なのかもしれません。
しかししかし、最近は余りにも心に負担がかかっている。
少し辛くないかい。。。?
それも他人は知らぬこと。
沢山の負担を背負っていても爽やかに笑うべきなのが大人といふもの。
動じてはいけない。
私には絵があるじゃないか。
表現というものができる。
それが他人に伝わらなくても。


とんま、とは良い言葉だ。
どこか笑う余裕を感じる言葉だ。


おわり。

秋の京都。私にとっての旅。

2013年11月12日 04時41分39秒 | 旅行


初めての伏見稲荷。
あちこちにおキツネさんがいっぱい。
全てまわろうとすると、これ、完全にちょっとした山登りだわと分かって途中で諦めました。
スニーカー履いて行くべきだった(; ´ ` )



京都から帰って、旅行中に見た美しいもの琴線に触れたものを整理する。

栖鳳の虎の毛並み、藤田の細い線、キスリングの瞳の大きさ、
山のにおい、川のにおい、お香のにおい、空気のにおい、甘い出汁のにおい、
あの空の色、あの紅葉の色、あの絵具の色、あの壁紙の色、
。。。


旅が終わるのは名残惜しい。
しかし帰れば 旅で得たものを自分の奥底にあるアルバムに並べていく楽しみがある。
そしてそれをたまに引っ張り出して眺める。
又はその感動や感情を芸術に昇華させる。
この作業が楽しい。


あー。
またあのきつねうどん食べたいなー。