adachi emi popotopia no yoake

足立絵美の日本画、パンタン(操り人形)の作品紹介や展示のお知らせ

個展 閉幕しました☆

2021年08月01日 23時50分30秒 | 日本画
ギャラリーゴトウに於いて開催しておりました
足立絵美展-Nechikko Mode-
7月30日をもちまして無事閉幕いたしました。

大変な時期にも関わらず駆けつけてくださった皆さま、
お気にかけて下さった皆様、
ギャラリーゴトウの皆様に 心よりお礼申し上げます。


不安な情勢の中での開催、楽しい制作ではあってもいつも以上に大変な制作と準備、
それでも沢山の応援して下さる皆さまに観ていただき、あたたかいお言葉をもらい 胸がいっぱいです。
今回も沢山の幸せを頂きました✩.*˚


今回の個展のテーマは「Nechikko Mode」。
ねちっこ流儀で描かれた作品たちを展示しました。
ねちっこ流儀とは、ねちっこい密度で描きこむ作り込む流儀のことを言います。
私の制作中の精神状態もねちっこい、
しつこく、できるだけ執念深く諦めずいられたので
高密度の作品が制作できたと思います。

この状態はおそらくこれからも続きますし、
良い作品を追求し描いていくためにあらゆる事と戦っていかなければならないと思います。

やさしい、たのしい、やわらかい、甘い
かなしい、くやしい、さみしい、辛い
どれも等しく 尊くて大切な、人生に絶対不可欠なスパイスだと思っています。
自分の中ではあまり差別していない。
どれも可愛いじゃないですか。

個展の作品たちを料理に例えれば
甘い作品、辛い作品、柔らかい食感、歯応えのある食感、いろいろな味や食感があるからこそ楽しめるフルコースだと思っています。

これからも栄養が偏らないよう色んな料理(制作)に挑戦していきたいです。
本当の料理にも挑戦してと母に怒られそうだが。
そんな事を、38回目の誕生日直前に 眠い頭で考えていました。誕生日前って何かと決意しがちですよね。



個展ご来場ツイートへのお礼や裏話などブログにのせていますので
ぜひこちらもご覧下さい。
本当に沢山の勿体ないお言葉をいただきました。これからもやっていけそうな、活力になります。




出品作品一つずつを語りたいところですが、
少々疲れがたまっているので
ひとまず作品とタイトルを少しずつご紹介していけたらと思います。


《The invitation to vice is cheese taste》
80号F(112.0×145.5cm)
パネルにジェッソ、岩絵具、顔彩、銀箔、金箔、プラチナ箔、金銀泥、ガッシュ
2021年


《puni puni class is easy》
8号S(45.5×45.5㎝)
雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、金箔、銀箔、金銀泥、ガッシュ
2021年
個人蔵


《媚薬overdose》
4号S(33.3×33.3㎝)
雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、銀箔、金銀泥、ガッシュ
2021年
個人蔵


《全能感猫青年の肖像(若きめめたろう)》
6号F(41.0×31.8㎝)
雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、銀箔
2014年(2021年加筆)
個人蔵

《Moyamoya murmur Monkuro fragrance》
3号S(27.3×27.3㎝)
雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、金銀泥、金箔、銀箔、黒箔、ガッシュ
2021年
個人蔵


《なまいぬまつり》
0号S(18.0×18.0㎝)
雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、銀箔、金銀泥
2021年
個人蔵


《イーリン将軍のハルマゲドン演習》
8号P(45.5×33.3㎝)
雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、銀箔、金箔、金銀泥、ガッシュ
2021年



《Dashing friendly something》
0号S(18.0×18.0㎝)
雲肌麻紙に岩絵具、顔彩、白金箔、金銀泥
2021年
個人蔵


《もるじゅん》
¥44,000(税込)
21.0×11.0×3.5cm
陶土、ガッシュ、ムートン、蛇革、箔
2021年
個人蔵


《ちからちゃん》
10.0×7.0×3.0cm
陶土、ガッシュ、皮革、布
2021年
個人蔵