徳島に住むカメさんのつぶやき

 さながらカメさんのような一老人が、小さな池(徳島県の片田舎)から覗き見た世の中の出来事や心象風景などを書き留めたもの。

高知県北川村・モネの庭

2018年06月14日 | 随想
 昨日は梅雨の晴れ間とやらで、絶好の行楽日和に恵まれた。
朝のウォーキングから帰宅して朝食を終えたころ、急に高知県北川村にある“モネの庭”の
ことが頭に浮かんできた。

 先日どこかのテレビで、「北川村の“モネの庭”で、非常に珍しい青いスイレンが咲いて
います」と報じられていたのを思い出したのである。

 もともとカメさんは「モネの睡蓮」シリーズが大好きで、この春も東京の新国立美術館で
その大作を見て来たばかりである。

 そんなモネの愛した青いスイレンが咲いているとあれば、是非とも見たいものである。
しかもお隣の高知県というから、ほんのひとっ走り?じゃないか。

 が 実際に走ってみると、やっぱり高知県は結構遠い。
脇町ICから自動車道に入って、川之江JCT経由・高知自動車道南国ICで一般国道に下りたので
あるが、まあ 高知道のトンネルの多いこと!何と19か所もあるというから恐れ入る。

 しかし、それでも、“モネの庭”は素晴らしかった。
テレビ報道で言っていた青いスイレンも見事に咲いていたし、庭全体の雰囲気も良い。
 それに加えて、「モネの家」のレストランがまた素晴らしい!

 「花より団子」ということわざがあるが、“モネの庭”の事かと思ったほどだ。
数あるランチ・メニューの中から「土佐沖鮮魚のソテー」というのを頼んだのであるが、これが
実に旨かった。

 「花の庭」とかも見せてもらい、ルンルン気分。
だが、そろそろ帰らないと日が暮れる。ここの遠さは、もう実感済みだ。
 高知道は片側二車線で走りよいが、トンネルの連続だけはどうも苦手だ。

 そこで帰りは、室戸岬経由・徳島市を目指すことにした。やはり山間道路よりも、海岸道路の
方が気分も晴れやかになるし走りやすいようである。

 ところが、ちょっと誤算もあった。
山間の高速道は渋滞がないが、徳島市周辺の渋滞はどうしたことか・・・
 時間的にも悪かったのだろうが、それにしても徳島市を抜けるのに四苦八苦。

 モネの庭を見た喜びも、いっぺんに吹っ飛んでしまった。
徳島県の知事さん、はやく徳島の道路を良くして ネ。 お願いします。

モネの庭マルモッタンの睡蓮の池


モネの愛した青いスイレン(写真中央の小さな花)


池の橋から


モネの家で頂いたランチ


帰途立ち寄った室戸岬
 


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