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あしたはきっと特撮日和

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第35話 「怪獣墓場」

2007-04-22 01:26:07 | ウルトラマン
亡霊怪獣 シーボーズ 登場

宇宙パトロール中のイデとアラシ。
ウルトラゾーンをパトロール中、漂う怪獣たちを発見。
まずはケムラー。
「ウルトラマンに宇宙へ放り投げられたヤツだ。」
アントラー・ネロンガ・・・。
ちなみにウルトラマンが宇宙に追放したのはガヴァドンだけです。

そして、見慣れないヤツがいた。全身が白骨のような怪獣・・・。

「こちらビートル。宇宙のウルトラゾーンに異常なし。
 されど我ら、怪獣墓場を発見せり。」

本部へ戻ったイデとアラシは怪獣たちの供養を提案。
キャップやフジ隊員も同意。
ハヤタはその話を聞いていたたまれない気持ちで飛び出した。

「許してくれ。地球の平和のためにやむなくお前たちと戦ったのだ。
 オレを許してくれ。」
ハヤタはウルトラマンに変身し空を仰ぎ見た・・・。
ハヤタは基本的に自分のことを「ボク」と言うがここでは「オレ」。
ウルトラマンは基本的に「私」が多いが、ラフな時は「オレ」。
このときのハヤタの人格は「ウルトラマン」である。

翌日、怪獣供養が「仏式」でしめやかに執り行われていた。
その頃、日本初の月ロケットが打ち上げられた。
そのロケットに乗ってあの白骨の怪獣が落下してきた。
墓場から甦った「亡霊怪獣」。
オキシジェンデストロイヤーで白骨になったゴジラという噂が。
一種の「都市伝説」でしょうか。
現れた怪獣はもちろんゴジラとは似ても似つかぬ形状。
ただ、唯一背中の3列の背びれがゴジラっぽいんですが。

科特隊は攻撃のために出動。怪獣供養は中断です。
怪獣は高層ビルに昇り始めた。そして、空を仰ぎ見た。
科特隊が見守る中、ジャーンプ!・・・ズドーン!

「バカヤロウ・・・飛べもしねぇくせに・・・。」

怪獣は寂しげに歩き始めた。夕闇が怪獣を包む。
科特隊は再び攻撃を開始した。
夕空に向かって悲しげな咆哮。
ムラマツキャップは月ロケット研究所に相談。
月ロケットの使用を直訴するキャップ。
責任を感じて月ロケット2号の使用を決断する博士。

夜になった。シーボーズは喜んでいるようだった。
怪獣墓場だけが静かにいられる場所なのだ。
怪獣たちとの戦いが脳裏をよぎる。

そして翌日、作戦が開始された。
ビートルのワイヤーを両手に撃ち込みシーボーズを引っ張る。
ロケットの所までなんとかたどり着き縛り付けた。
しかし、秒読みをしている間にロケットが倒されてしまう。
ハヤタは飛び出しウルトラマンに変身。
ここで実相寺さん得意の「止め絵」ショットが続く。
長い戦いを表現したものである。
ウルトラマンはシーボーズを抱え上げ飛び上がった。
もう少しで宇宙というところでウルトラマンはエネルギー切れ。
シーボーズは再び地上に落下した。

月ロケット2号をウルトラマンロケットに改造。
再びワイヤーで引っ張る作戦を開始。
後ろで手を組んでトボトボ歩くシーボーズ。
払いのけた手がハヤタのビートルを直撃。
バイザーを下げてフラッシュビームを焚くハヤタ。
ウルトラマン3度目の変身である。
ウルトラマンは嫌がるシーボーズをなんとかロケットに乗せた。
自分が先導し、ロケットも発射。ウルトラゾーンまで送り届けた。

「怪獣墓場・・・。
 それは広大な宇宙の中の奇妙なる伝説のひとつではないだろうか。」

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