あしたはきっと特撮日和

かめ吉の特撮レビューです!
野球ブログ「あしたはきっとやってくるさ!」もよろしく

「仮面ライダーBLACKRX」について⑲

2011-11-18 05:11:22 | 特撮日記
ジャーク将軍は帝国に見捨てられて死んだ。
所詮、彼も駒の1つでしかなかったということか。

その決断を下したのは査察官・ダスマダー。
マリバロンは「非情なっ!」と彼を非難した。

これまで数々の情をかけられてきたマリバロン。
問題はあったが忠誠を誓っていたのである。
そのことも将軍はわかっていて可愛がっていたのだろう。

ジャーク将軍の「情」はRXも認めていた。
「ボスガン、ガテゾーンの仇」という言葉。
地球人と同じような感覚を持っていたのだ、と。

「邪悪な皇帝に仕えたのがお前の不幸だ。」

裏を返せば、上司に恵まれていれば結果は違っていた、と。
「悪」として退治すべき敵の将軍。
RXはその実力を認め、最大限の賛辞を送ったとも言える。

ジャークミドラのときは戦っていたRX。
それがジャーク将軍の姿に戻ってからは無言だった。
このときのRXには将軍への哀れみすら感じる。

RXの憎しみの対象はジャークミドラであり、皇帝なのだ。
佐原夫婦を殺害したことを「許さん」のも・・・。
でなければ将軍=最強怪人なのだから脚本が破綻してしまう。

怒濤の戦闘シーンは見応えがあった。
ただ、話が破綻してしまってはどうしようもない。
スレスレで最終回へなだれ込めたのではないだろうか。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« RX 第46話 「ライダー... | トップ | RX 第47話 「輝ける明... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (影の王子)
2011-11-19 00:10:17
>怒濤の戦闘シーンは見応えがあった。

背後でぞろぞろしている方々がいなければ…
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

特撮日記」カテゴリの最新記事