第２４話 「裏切ったアンドロイドの星」

友好宇宙人　ファンタス星人　戦闘円盤　ロボフォー　登場

未確認飛行物体がいきなり東京上空に出現。

攻撃しようとしたＵＧＭだが、円盤からの光線を浴びて操縦不能。

そこにファンタス星人からの声が聞こえてくる。
「銀河大連邦」への参加を呼びかけるファンタス星人。
資料をおいて「また２日後、やってくる」と飛び去る円盤。

Ｍ７８星雲人の猛はファンタス星人を知っていた。
友好的な宇宙人でユートピア構想も信じていた。

オオヤマにナンゴウは会議の召集を告げた。
徹夜で分析するＵＧＭの面々。
資料はすべて理にかなっていた。
夜明けのコーヒーを飲みながらオオヤマが言った。

「ユートピアなどというものは他人から与えられるんじゃなくて、
　自分たちの手で作り出すもんだと思っていたがなあ。」

猛はその言葉が気になっていた。
庭を散歩するエミと猛を監視するものがあった。
会議の結果、銀河大連邦への参加が満場一致で決議された。

その夜、猛はサングラスの男に襲われた。
応戦し、撃退する猛。男たちの正体はアンドロイドだった。

２日後、ファンタス星人がやってきた。

歓迎したＵＧＭの面々とお偉いさん。
握手した猛はその手の冷たさに疑念を抱いた。

血が通っていないように感じたのだ。

調印式の席、猛は星人を透視した。

ファンタス星人はアンドロイドだった。
「お前たち、ファンタス星人じゃないな！」
詰め寄った猛は逮捕されてしまった。
投獄される猛。変身すれば脱出できるが正体がバレる。
そこへ現れたファンタス星人。

星人は猛に事の次第をペラペラ喋る。

自分たちはファンタス星人の作ったアンドロイドであること。
ファンタス星人は自分たちの科学に溺れて滅んだこと。
地球人を軽蔑していること、等々。
そんなコトしている内にイトウチーフが駆けつける。
銃撃戦で１体を破壊。猛を助け出した。
もう１体は円盤をロボフォーに変形させた。

攻撃を開始するＵＧＭ。しかしまた操縦不能に。
撃墜された猛はウルトラマン８０に変身。

ロボフォーは８０を光線で捕らえ、ミサイル攻撃。
８０は拘束光線を振り解き反撃開始。

イエローＺレイ！

サクシウム光線！

とどめのバックルビーム！

さしもの戦闘円盤もこれで墜落し、大爆発。

やはりユートピアは自分たちの手で作り出すものだ。
それが何十年・何百年かかろうとも。
すべての人が幸せになるには人間同士の努力が必要なのだ。

甘言にはご用心ご用心。