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昭和特撮ヒーロー列伝「仮面ライダー」

2012-04-06 04:53:38 | 昭和特撮ヒーロー列伝
各話レビューはこちらをご覧下さい。

【放映】1979年10月5日~1980年10月10日

【話数】全54回(カラー)

【原作】石森章太郎

【制作】東映

大百科等でよく『仮面ライダー(新)』と表記されます。
初代と区別する為ですが、放映タイトルは『仮面ライダー』。
なのでここでは放映時のタイトルで表記しています。

「リメイクしながら新機軸」は仮面ライダーも同様だった。
初代への回帰性と共に空を飛ぶ仮面ライダー。
狙いは良かったのだが、正直活かし切れていなかった。
敵怪人が翼軍団のような相手だと違ったのかも。
空を飛ぶ必然性がなかったのも事実。
移動手段ならバイクより絶対速い。
しかしそれでは「ライダー」ではなくなってしまう。
その自己矛盾を抱え、パワーアップと共に消えた設定。

勿体ない。
新時代の「初代」になれたかもしれないのに。

第1クールは旧1号っぽい世界。
第2クールはスーツの歴代ライダー登場。
第3クールはパワーアップと素顔のライダーとの共演。
第4クールは筑波洋の話から大首領との最終決戦。
忘れられたセイリングジャンプは最終決戦の決め手となった。

気がつけば初代を除く歴代最長の全54話。
(初代は1号が59話・2号が39話)
仮面ライダーを復活させることに意義があった。

初回前の特番では立花藤兵衛が案内役。
「新しい仮面ライダー」を印象づけた。
本作の「おやじさん」は谷源次郎。

初代ウルトラマンのキャップが立花藤兵衛。
帰ってきたウルトラマンの隊長が谷源次郎。
「新しい」より「帰ってきた」仮面ライダーという印象。

娯楽編として素顔のライダーたちの共演は好きでした。
劇伴でも歴代ライダーのサウンドが懐かしかった。
ただ惜しむらくはスーツの出来の悪さ。
頭がでかい。せめいRX時のクオリティだったらなあ。
折角声が本人なのに残念でした。

声と言えば、初期の村上弘明氏のライダー声。
円熟の域に達した中屋敷氏のアクションと合ってません。
良く言えば「初々しすぎた」んですかねぇ。

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1 コメント

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やはり初期の方がいい (影の王子)
2012-04-06 22:36:15
本放送はあまり観てなくて、ビデオで全話観ました。
個人的には、初期の方が好き。
特に第1・4話は名作だと思います。
後半は怪談シリーズが苦手。
最終3話は◎
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