ある夜の出来事

それは昨日の夜のちょっと不思議な出来事だ。

かめきちはブログやらメールやらで寝たのが夜中の2時を過ぎていた。
それなのに4時半に目が覚めてしまってトイレに行ったのだが、ダイニングキッチンの
フローリングの真中に、ぽつんと小さな白いモノが置いてある。

暗闇で目をこらしてよーく見てみると、それは柔軟剤「ソフラン」のボトルだった。

（再現するとこんな感じ・・・）


そーっとボトルを持ち上げてみても、なんの変哲もない、いつもの柔軟剤だ。
柔軟剤は、お風呂場横の洗濯機に、マグネット式のプラスティックのカゴの中に入れてある。

「どうして、こんなところに・・・」とわけのわからないかめきち。
なぜなら、ほんの2時間ほど前にそこを通って寝室に行った時には絶対に無かったのだ。

「もしかして、かなパパがトイレに行って、何らかの理由で持ってきたのだろうか・・・」
とりあえずトイレに行ってみる。　だが、トイレの便座はおりたままだ。
ということは、かなパパはまだ夜中にトイレに行っていないという事だ

夕べはかなパパもかめきちも酔っ払っていないので（笑）、ますます不思議さはつのる。

すごく気になったが、異常に怖がりのかなパパを起こすのはやめにした。
朝起きたときに聞いてみたが、やっぱり何も知らなかった。　

青ざめるかなパパは、すぐにカギや窓をチェックしたが、もちろん全部閉まっている。　
だいたい、ソフランのボトルだけ動かす泥棒がいるわけもなし

家には3人の人物がいるが、犯人はこの中にいるはずだ。
誰が怪しいか考えてみた。

かめきち　・・・　普段からぼんやりのかめきちがぼーっとして「ソフラン」を持ってきた。
かなパパ　・・・　最近仕事が忙しくお疲れ気味のかなパパが、寝ぼけて「ソフラン」
　　　　　　　　　　　　を持ってきた。
かなぷー　・・・　赤んぼ少女かなぷーがヨチヨチ行って、「ソフラン」を持ってきた。

うーん、なんだかちょっと怖い気もするし、マヌケな気もする話だ。
今夜もまた「ソフラン」がキッチンにあったらどうしよう・・・