外部からの侵入に対しては鉄壁の要塞であるはずの我が居住区画に奴は突然に現れた・・・
いつもの様にデスクに向かいPCで作業をしていると・・・ふと左上方の白亜の壁に気配を感じ・・・
無意識に視線をそちらに移すと「サッ」と横切る黒い影が・・・
どんなに素早かろうが俺の目は、ごまかせない!
メタ○ギア・ソ○ッドのスネークが如く極度に訓練された手練れでも俺の視力は察知可能なのだ!!
(それが例え段ボールやドラム缶に隠れていても、はたまた某ボーナスアイテムで半透明化していても)
そう、奴はソコに居た!
コードネーム【G】※1黒い侵入者が!!
一瞬、打撃兵器※2による物理攻撃を考えたが、倒した後、白亜の壁に奴の鮮血が広がる惨状が脳裏をよぎり、ギリギリの所で思い留まった・・・後始末の事を考えると、やらなくて良かった・・・
即、作戦を化学兵器※3による攻撃オプションに変更!
毒ガスの入ったボンベを片手にガスを噴霧しつつ奴を追い詰めて行く・・・
奴も必至に逃走を図るが、対化学戦装備を持たない奴は、その体に徐々にガスが巡り始めたらしく動きは鈍くなりつつも、何とか要塞の入口まで辿り着くとは、敵ながら天晴れと言うしか無いであろう・・・高度に訓練されているに違いない!
そこでトドメを刺しても良かったのだが死体の後処理が面倒なので取り敢えず要塞の外まで誘導し、トドメの一撃をお見舞いしてやった・・・御臨終である・・・後は自然が何とかしてくれるであろう・・・
しかし、奴は一体どこから進入してきたのか・・・
先にも述べた通り我が要塞には進入する一分の隙も無いはずなのだ・・・
(常に入口は閉ざされ開け放しになる事はなく各通気口にも高度なフィルターを設置してあるので進入は不可能・・・下水管を使っての地下からの進入か?・・・それにしてもトラップにより水封されているはずだが・・・)
世に奴らの類は1名の進入を確認した場合、数十名が潜伏活動している恐れが有ると言われる為、駆逐作戦を展開する必要が有りそうなのだが・・・
いっそ核兵器※4を使用し要塞その物を一度に掃除してくれようかとも思ったのだが・・・ソレはソレ、共同使用施設な為、おいそれと核攻撃擦る訳にも行かず・・・
地道にトラップ※5による全数捕獲作戦を実施するも・・・1週間以上経過した現在に至って未だ1名の捕獲も確認されず・・・
もしかして奴はプロ中のプロだったのか?
それとも奴こそが最も能力の低い者で他の連中は更に凄い能力を使って未だ隠れ仰せているのだろうか・・・
だとすれば驚異以外の何物でもないな・・・奴が前者かつ最初で最後の1名で全てが杞憂で有ることを祈ろう・・・
※1:ゴキブリ君 ※2:スリッパ ※3:殺虫剤 ※4:バルサン ※5:【G】ホイホイ
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GRN-215W HILUX SURF SSR-G 本日の燃費
●朝通勤のみ全市街地(渋滞:大)5.6km/L
●夕通勤のみ全市街地(渋滞:超絶激大)4.7km/L
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