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かまぼこRockの人生棚卸し

楽しいブログでありますように!

サマー・ソニックへの道(その4)

2011-05-20 21:08:19 | プログレシッブ・ロック
なんじゃこれ?

ライヴで再現不可能な音の塊である!

プログレ度で言うレットゾーンの範囲を遥かに超えている。


でも?とおして聴ける”不思議なところ”もある。


あの”レッチリ”のベーシスト・フリ―が全面参加!ジョン・フルシアンテも1曲ギターで参加している。


マーズ・ヴォルタ『ディラウズド・イン・ザ・マトリアム』(2003年作品)


まるで、イエスを聴いていたころの時代を思い出す。


それほど、凄すぎるアルバムなのである!






NEWS OF THE WORLD(世界に捧ぐ)

2011-04-30 17:04:31 | プログレシッブ・ロック
昨日、英国でロイヤルウエディングがありましたね!

故ダイアナ元妃の息子さんであると昨日知りました。もう、ダイアナ妃が亡くなり随分と時間も経過し、子供たちも立派な王子になっていたのですね。

英国ではたいへんな話題だったし、日本でもTV中継がありましたが、”ドラえもん”を観てましたので、ニュースで少し観ただけです。

ゴールデン・ウィークの初日!

倉敷に行き、”レコード屋”でLP『NEWS OF THE WORLD(世界に捧ぐ:1977年作品)』が、たまたま、目に止まったので、購入しました。
前作の『華麗なるレース』(1976年作品)に続く6枚目のアルバムで、ハードロックやオペラ的な曲よりもポップ的な楽曲が増してきている内容になっています。これから、クイーンは世界進出して行くのです。

わたしもまさにリアルタイムで”ズゥン・ズゥン・チャ、ズゥン・ズゥン・チャ~”を聴いたひとりです。

A面
1曲目<ウィ・ウィル・ロック・ユー>を’77年当初、初めて聴いた時。この”ズゥン・ズゥン・チャ、ズゥン・ズゥン・チャ~”のリズムが田植え唄みたいで、かっこわり~って思いました。今でこそ、永遠に残るリズム楽曲であり、ギターのアンサンブルも見事だと思いますが...(あのころはダサいだけの印象でしたよ。)よくここまで愛されたのだなって感心してます。
2曲目<伝説のチャンピオン>は、今でもチャンピオンであり、エアロビックスの楽曲に使われると盛り上がる曲です。
3曲目<シアー・ハート・アタック>はじまり部分は、ビートルズの<アイ・ソウ・ハー・スタンディング・ゼアー>みたいで、かつてのクイーンのハードロックでキレのある曲が蘇ったとてもいい曲です。後半の”シ―・シ―・ハート・アタック”がパンク的でかっこいい。
4曲目<オール・デッド>ピアノの美しい旋律からはじまり、マイナー調の歌いだし。”オール・デッド”がどうしても”大出”にしか聴こえないので、当時、後輩に大出君がいたので、この曲を聴くと大出君を思い出す。そしてブライアンのギターオーケストレーションが重厚で素晴らしい。
5曲目<永遠の翼>フレディのふりしぼるような力強い歌声!特にサビから展開するメロディーの変化がドラマティックで聴きごたえがある。
6曲目<秘めたる炎>A面ラストは、重いベースラインとギターリフがかっこいいファンキーなナンバー。

B面
1曲目<ゲッド・ダウン・メイク・ラヴ>どこか”ウィ・ウィル・ロック・ユー”のようなリズムを刻みつつ、へビーなロックナンバーの仕上がっている。
2曲目<うつろな人生>ノリがいい軽快なロックンロール!このスタイルが<地獄へ道づれ>に続くのか?
3曲目<恋のゆくえ>アコースティックでいて、どこかカリブ海にいるようなリゾート曲に聴こえる。曲の展開がスウィートで気持ちいい。
4曲目<イッツ・レイト>一転してギターで始まり、突然の”イッツ・レイト~”の迫力には驚かされます。中間のギター・ソロ!後半の盛り上がる歌の展開!このアルバムのクライマックスである。
5曲目ラストソングの<マイ・メランコリ―・ブルース>は、古いアメリカ映画を連想させるジャズっぽい曲。



アルバム・ジャケットは、ロボットに助けられているのか?それとも襲われているのか?そして世界に向けて何を発信しているのでしょうか?

”NEWS OF THE WORLD”とは!?




スウィート・バイビー・コリンズでダダダ

2011-03-10 23:00:36 | プログレシッブ・ロック
長嶋茂雄の引退は、子ども心にわかった。

山口百恵の引退もなんとなくわかった。

ジョン・レノンの隠遁生活はわからなくとも...


現在で、引退劇があると仮定して一番、驚くのは?

日本では、”和田アキコ”ぐらいかなと思いながら!

そんな?どうでもいい”想像”をしながら、レノンの復活時の<スターティング・オバー>の同時期に重なった、フィル・コリンズの作品『FACE VALUE』の1曲目<IN THE AIR TONIGHT>は衝撃であったと思い出しながら...

フィル・コリンズが引退した。


コリンズが守った”ジェネシス”は、結局、そして3人が残った!でしばらく良かった。





やがて、フィルが去り、

二人が残された”ジェネシス”は


もう幻想の彼方かな?


歳をとることって、悲しいやら?うれしいやら?である。



スウィート・ベイビー・カンでロックオン

2011-02-20 23:29:26 | プログレシッブ・ロック
昔は、EL&Pの『タルカス』の音楽に衝撃を受けたものでした。

今回の、『題名のない音楽会』での吉松 隆のオーケストレーションも素晴らしい楽符に編成され指揮者の情熱がたいへん伝わったいい演奏会でした。(地デジ画面の前でスタンディング・オベーションしました!”ブラボー!!!)


そんなプログレの音楽のなか、今日、もっとも衝撃を受け、半分、とりつかれたように聴きいっているのが、



”カン”であり、作品『タゴ・マゴ』である!


ドイツのケルンで結成されたバンドである。

この作品は、日本のボーカリストが参加して、とてもアヴァンギャルドなヴォーカル・アレンジに仕上がりつつ、独特の音世界に仕上がり、感動的な余韻に浸っています。


難しい世の中!ですが、もっと難し”カン”の音楽に触れてみてもいいのかなとお薦めいたします。


”カンの『タゴ・マゴ』にロック・オン”

スウィート・ベイビー・タルカスでダダダ

2011-02-19 23:31:50 | プログレシッブ・ロック
明日の『題名のない音楽会』で、日本が誇る世界的作曲家、吉松 隆がエマーソン・レイク&パーマーの『タルカス』にオーケストレーションした演奏が披露されるそうです。

わたくし、この『題名のない音楽会』最近は観てなくて、総指揮者の名前すら知りません。(むかしからある長寿番組ですが...)

見逃さないよう、地デジの予約ですでにロック・オンしてる状態で、LP『タルカス』をターンテーブルにのせて予習してます。

ひとこと、凄いアルバムです。

高校生の時、友だちの家に泊まりに行った際、この『タルカス』をはじめて聴いたときは、こんな音楽があるのかと!度肝を抜かれたことをいまだに思い出します。


さて、明日の音楽会が楽しみですね?この完璧な組曲をどう演奏されるのか、今からドキドキです。


みなさまも『タルカス』に”ロック・オン”されるよう願います。