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思考の流れの書きとめ、詩、随筆、覚書(Weblog)
と写真(Weblog以外のカテゴリー)

existence

2008-12-27 01:55:09 | Weblog
衝撃を与えたい。目に焼きついてあっけにとられて周りの音が聞こえなくなってその場に立ち尽くして言葉も出ず口をぽかんと開けてしまうような、衝撃を与えたい。印象を刻み付けたいのだ。あらゆるものに。この世界に存在するあらゆるものに。存在を、存在に、刻み付けて、もっと存在したい。どんどん好きになればいい。どんどん嫌いになればいい。色が濃くなっていく。周りとの境界線がはっきりしてくる。これが存在するということだ。気づかれないくらいなら、心の底から憎んでほしい。こういうふうにしか、生きられない。


今はとても、とても時間がない。かつて永遠に続くような気がしていた時間。まだまだもっと楽しいことが続くと思っていた時間。これからもっと素敵なことが待っていると思っていた時間。そんな時間があった。でもそれは過去。やらなければならないことがある。だから時間がない。何に時間を割くべき、なの。やるべきこともやりたいことも多すぎて走るしかない。


みんながみんな、違うことを言う。全部本当。全部嘘。何が本当かなんて分からない。みんなの基準。自分の基準。結局、他人の言うことなんて信用ならない。自分という軸。それが一番重要なの。自分の求めるものが分かっていること。それを求められること。それだけの、行動力と勇気があること。それが一番重要なの。


求めるもの。たったひとつだけだった。紛らわすために時間を潰していった。わざと予定を入れた。わざと行動した。無駄に働いた。無駄に消費した。そんな無意味な時間の中で、無意味でないものを見つけてしまった。また、みつけた。きっと、どこにだって見つけられるのだ。見つけようとしなければ。易々と、見つかる。新しいもの。大切なもの。また同じ。きっと私は、どんな世界にいても、これと同じようなものを見つけられるだろう。どこにいても同じくらい。どこにいても変わり映えしない。でもここしかなかった。だから出会ったものすべて、とても貴重で掛け替えのないもの。もしひとつ、タイミングを誤ったら、どうなっていたのだろう。今の自分が存在している確率が、天文学的な数字なら、今この瞬間にどの言葉を選ぶのかも、銀河系の中からたったひとつの小さな惑星を見つけることに、似ている。

横も後ろも見ずにいたい

2008-12-23 06:28:09 | Weblog
走っていなければ崩れてしまいそう

立ち止まった瞬間、腕とか頭とかが乾いた粘土質の土みたいにぼろぼろと崩れ落ちてしまいそうな、そんなイメージ




空白はわたしを苦しめる。そんな、恐怖がある




本当は、案外大したことないかもしれないけど


立ち止まった瞬間、
今まで塞き止めていたものが溢れ出して手に負えなくなるんじゃないかという不安を消し去るまでは、

横も後ろも見ずにいたい

すべてを許したら、

2008-12-15 04:16:49 | Weblog
すべてを許したら、とても楽になった


本当のことではないけど こうありたいという姿で、理想になりきって文章を書いてみたら、現実が遠のいて、理想に少しだけ近付いた









すべてを許したら、もう一度愛せた


欠点も価値観の相違も すべて引っ括めて認め合うことができたから、過去の光が虚偽の中に 身をくらますことはなくなった









すべてを許したら、可哀相に思えた


知らないのだろうか、気付いていないのだろうか
もし知っていて 敢えてそれをし続けているのなら
言葉を失うこと以外に なにもできない

位置

2008-12-15 03:43:05 | Weblog
読み返す度に 幸せになっていく

なんてことはないありきたりな一文字一文字が力になる








自分にとっての彼らの位置ではなく
彼らにとっての自分の位置を考える


すると自ずと大切なものが見えてくるだろう













もうなにも、こわくなんてない

ぜったい

2008-12-02 04:28:18 | Weblog
言葉が重みを失っていく


一歩引いて物事を見ている
主観を客観視できる
寂しさなんて半年以上感じていない
身を焦がす思いに、悩まされることもない
激しく求めることなんて、疾うに忘れた

多分。






絶対 と言えるだけの情熱

その 絶対 が淡く滲んで次第に薄れていくのをただ見ている
何の感情も起こらない



これが、大人になるということだろうか



だとしたら、なんてつまらないのだろう


いつだって泣いていたい不幸でいたい怒っていたい憎んでいたい憎まれていたい

そうじゃなきゃ、
幸せなんて分かんないから

体裁

2008-12-02 01:35:56 | Weblog
つまりは理解していなかった

本心を知ったから、それで分かったと思っていた


でも違った




本心なんてものは単に一部分でしかない



誰も裸で生きているわけではない
皆、お洋服を着ている
それも、多くの人は背丈に合わない服を着ている


ある人は鎧を身に着けている

身体を守るために或いは隠すために




本心を覆っている鎧なんて
容易く脱がせられると思っていた

鎧は既に皮膚と一体化し始めているのだろうか

そんなことが果たしてあるのだろうか




この世界にいる限り、壊れない


壊したい







世界に、もっと人が少なかったら、
人目というものがなかったら

鎧なんて着なくてもよかっただろうに

抱き締めることもできないよ





ヒッピーが格好いいとか
暴走族が格好いいとか
麻薬やってる奴が格好いいとか
そういうスタンスで

裸の奴が格好いい みたいな価値観が
蔓延ったらいいのに

ビデオデッキ

2008-11-24 05:49:45 | Weblog
あなたのなかの私の知らない世界
こんなにもこんなにも知らないんだ
全部を共有しようだなんて思わないけど
何を好み何を求め何に悩み何を想うのだろう
そんなことを、考えていた



気がつけば、
ひとつ、またひとつと
季節が過ぎ去っていた
もう薄れているかもしれない
忘れているかもしれない
重要なことに思わないかもしれない

でもずっと何処かに縛り付けられてる人
いまでは感情も匂いもない無機質な空間





そこには映像だけがある





感情移入することを
拒んでいるだけであろうか


数え切れないくらいのビデオテープを暇潰しという名目で観る
けれども任意に選んだのではなく
幾つかのお気に入りがあるのだ

何度も観たから磨り減ってしまった
少しずつ、鮮明さを欠いていく映像
いつか観れなくなってしまうことを願いつつも
とても大切に扱う
それは自虐的な行為とも取れる


ビデオデッキを破壊するべきだろう


でもそれは死ぬということだ

ビデオデッキはしっかりと身体に埋め込まれている
それだけを取り外すことはできない
壊すならみんな一緒だ
壊すならすべて壊さなければならない


それは死ぬということだ





時間を潰していく
何か分からないものを待っている

縄を切るナイフを
錠を開ける鍵を
持っているのだろうか
持っていない振りをしているのだろうか
持っているのに使えないのか
持っているのに使わないのか
分からない

いや本当は分かっているのだろう





ああ分かっている


何度も縄を解いてみた
鍵を開けてみた
でも何処も行くところなんてないんだ

ちょっと外に出て
忙しい振りをする
時間をどんどん削って生きている意味を無くしていく

無駄なことをするために
無駄なことをする
そうやって時間を潰して
束の間思考を停止するのだ

でも夜には必ず戻って来て
ビデオテープを観るか
あの時と同じ青いペンで詩でも書くのだ


新しいものは何も生まれない
使い古しの言葉を掻き集めて拵える




何も求められないから
敢えて何もかもを求める
でも手に入った瞬間それらは泡になる








いつまで続くのだろう
いつか偶然に何かを見つけるまで?













声が震えていた

あんなにあんなにどんな話をしていたんだっけ

mirror

2008-11-23 01:26:31 | Weblog
嫌われれば嫌う
嫌えば嫌われる


この悪循環は続く
少なくとも私は
抜け出し方を知らない







いや、かつて
ひっくり返しただろうか
苦しいくらいの愛で持ってして?
素直になったから
素直になれたから
素直でいても良かったから?

その時間をくれたから
その沈黙をくれたから

その沈黙の中に
優しさが
いっぱいいっぱい
詰まっていたから
だから
素直になれた
ありのままに返れた




でもこれはまず素直とかありのままとかいう時点の問題ではないし愛とかこれっぽっちも含まれないし表も裏も全部見えてんのよそれなのにそれだからこそなにひとつも好きになれない関わり合うべきではなかった人私はあれには絶対にならない絶対にならない絶対にならない確信を持ってそう言えるのだだからもう関わり合いをやめようと思うのだって元々関係のないものだもの私一生こんなことする気ないしこんなんで終わるの御免だしもっともっとやりたいことあるし未来は開けてるし好きなこといっぱいある好きな人いっぱいいるだからもうここから早く抜け出さなければどんどん腐っていくからそれが耐えられないから







こんな私でも
こんな私だからこそ
あの人はとても優しい
その優しさは
優しさでしか受け止められない
そのことに
瞬きをする度
安堵する





一生友達でいれるような人とは
一生友達でいるべきなんだろう



失いたくない

飛躍した、答えが欲しい

2008-11-15 04:17:46 | Weblog
何度も何度も同じ問いを繰り返して、
以前よりも程度の低い答えを出してしまう


飛躍した、答えが欲しい


堂々巡りはもう真っ平だ
下らないものを愛してしまったと失望したい
この月日が全くの幻に思えたとしても、失望したいんだ
全部私になったから大丈夫
またこれは、嫌いになるのとも違う
飛躍した、答えが欲しい


卑屈になるくらいなら、傲慢になってやる


かつて自意識過剰と言い放ったあの人を、
今では憐れむことしかできない
卑屈になんて、絶対ならないしなれない
私は、努力しかしない


元気じゃなくても超元気と言っておく
みんなが良かったと思ってくれればいい
幸せじゃなくても超幸せと言っておく
誰かが妬んでくれればいい



私が笑うことで、誰かが幸せな気持ちになるなら私は笑うし
私が笑うことで、誰かが不快な気持ちになるなら私はもっと笑う

残された力で

2008-11-14 05:10:54 | Weblog
こどもっぽく、思われたくなかったから、
言わないでおいてあげたけど
もうどうでもよくなっちゃったんだよね

あれを見たら、何を思うんだろう。



その顔を、間近で見たい



元々無理な話だったのだ
目に見えない繋がりは、
たったひとことを間違えただけで、最初っから何もなかったように感じられてしまうものだし

やっと客観視して、眺めることができる
どれもこれも信用ならない
そしてとても複雑だ
もっと簡単に?いやもっと複雑に?
いや本当のところはどっちでもいいけど
とにかくもう一回なんかしたい


どう転がっても後悔しないところまできた
終わりが見える
私はいつも、終わりが見えなければ行動することができない 決断力がないのだ
これでもし仮に一生嫌われるとして、