通常総会開催前の13時から14時30分まで、企画提案事業のひとつとして、会員と一般市民を対象とした講演会を開催しました。
諏訪東京理科大学共通教育センター教授・東京理科大総合研究機構併任教授 篠原菊紀先生をお迎えし、「脳を鍛える活脳トレーニング」についてお話をいただきました。
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先生から数種類の脳機能テストを紹介していただき、参加者は悪戦苦闘しながらも楽しんでテストを受けていました。
日常生活の中で脳を鍛える方法としては、めんどうなこと(ピーラーを使わず包丁で野菜の皮むきをするなど)をあえてやる事により、適度なストレスが脳を活性化させ鍛える。またアイロンがけやキャベツの千切りなどを「心を込めてやる」ことも脳を活性化するそうです。
一番印象に残ったのは子どものほめかたについての話。
「頭がいいね」と賢さをほめると、自分より成績の悪い人を見て自尊心を守ろうとするようになり、成績が伸びない。
「一生懸命やったね」と努力をほめると、より努力を認めてもらおうと難問にあきらめず挑戦するようになる。また、自分の間違いを見つめ、間違いから学んでいくようになり脳力がアップするそうです。
笑いの絶えない、楽しく、とてもためになる講演会でした。
篠原先生ありがとうございました。