柘榴坂の仇討（ざくろざかのあだうち）

映画「柘榴坂の仇討」を観てきました。
日本史大好きな私には大変面白かったです。
原作も監督も好きだし、なんと言っても「役者」がいいです。

以前、「壬生義士伝」の映画を観てまして、中井貴一演ずる武士が大変良かったです。
まさしく同じ時代の潮流の渦の中の武士が主役とあらば・・・見ます！
大老「井伊直弼」は中村吉右衛門、あの「鬼平半科帳」ですよー！
・・・「時代劇」も好きです・・・
阿部寛の押さえた演技も良かったです。

映画のレビューでも書かれているように、井伊直弼の見方がちょっと変わりました。
いい人だったかも・・・
彦ニャンのいる彦根城のお殿様です。

とても印象に残るセリフがありました。
「すがたかたちは変われども、心は武士」
不器用な武士の生き方には感動します。

広島県出身のケミストリーの堂珍さんが出演してました。
みろくの里でも撮影したみたいです。

映画館では我々を含め中高年の夫婦でかなり一杯でした。
この年代のツボにハマるのでしょうか。
当店の常連のお客様も夫婦で観に行く予定らしいです。
確かに、夫婦で観るべき内容かな。
時代劇だけど、ヒューマンな映画だと思います。