2024.03.02(土)
隣町には、買い物で行くこともあるし、昨日のように仕事繋がりのデザイナーさんのオフィスを訪ねることもある。
急ぎのときは車で行くが、そうでもないときは歩く。往復15000歩はちょっとした自己満足。
今日は打合せで、相方も同行。
隣町に続く街道まで出るのに、この公園を通る。
そして左下の画像の右に見える坂をのぼって小高い丘を越えると、街道が見えてくる。
この公園には、四季折々の花も、ボランティアの方々が世話をしている野草も、大きな木々も、作られた自然の中でゆっくり生きている。
人の手で守られている自然だから、雄々しさや神々しさはないけれど、いつも底辺でどうにか息づいているもののそれなりの美しさが、実は貴重なんだと思わせてくれる。
どうってことないけど、とても好きな風景で、山桜や若葉の季節までは、こんなふうにとびっきり明るい場所を提供してくれる。葉が落ちて光が溢れて、なんだか泣けてくることもある。
高齢の男性が陽だまりの中、横になっている脇で、中型犬が2匹、同じような姿勢で眠っている。「いいねえ」と、相方の声が聞こえる。
出がけにライブで見た「衆院政治倫理審査会」での、われわれ一般庶民からはかけ離れたお金への感覚や、これから確定申告をするんじゃ!という身には、そういう義務さえ空しく、というか苛立たしくなるような答弁を、一瞬忘れさせてくれる(忘れちゃいけないんだけどね)時間だった。
ふ~。
https://mainichi.jp/articles/20240301/k00/00m/010/303000c
小池真理子さんの『月夜の森の梟』が文庫本になって、再読する。
新聞の連載時は、毎回読むのを本当に楽しみにしていた。
静謐とも形容したくなる心の流れを文章に込め、でも沼に落ちる寸前で留まっているような深い喪失感も感じさせながら、ひとりの暮らしと、かつてあった夫との暮らしを、作りものではない(たぶん)息遣いで私たちに見せてくれる。
小説家の性と言って片づけては申し訳ないような、私には想像すらできないような心根で、毎回書き上げていたのであろうと、そんな陳腐な感想を書いてどうするんだ?と、自分を戒めるばかり。
古矢永塔子さんの『いつまでそこにいるの?』。短編集。
若い仕事仲間が忘れていった一冊。取りに来るまでに許可をもらって読んでしまった。
ギミックの手法に気づいてからは、結末が予想できてしまって、そこがおもしろいはずなのに、と思ったけど。
でも最後の「まだあの場所にいる」のラストは、いろいろ思うところがあった。私にも、幼いころの自分を迎えに行きたい場所があるような気がする。
★水上恒司・高橋文哉「#ぼくらの春曲キャンペーン」スピッツ篇 | TV SPOT
ユニバーサルミュージックが紹介する、春曲をまとめたプレイリスト。
スピッツ篇、RADWIMPS篇、ヨルシカ篇の3バージョンあり。
以下は、スピッツ篇。
★THE YELLOW MONKEY「SHINE ON」!
「ホテルニュートリノ」に続く「SHINE ON」が、4月3日にデジタルリリース決定。
ラジオ局ではO.A解禁となった。
以下は、この楽曲を使用したティザー映像! どんな曲なんだろう?
THE YELLOW MONKEY
THE YELLOW MONKEY - SHINE ON (Teaser)
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