■薄い夜明け
空白の時間にあふれ出す思い
揺れるいくつもの街の灯りに
たぐり寄せてみたラストチャンス
日めくりとかくれんぼ 切れた指先
イメージのなかの春の匂いを
夢中で探したラストステージ
どん詰まりの世界で 優しさも凍えぎみ
宙ぶらりんの映像が 内ポケットで暴れてる
つきつめていけば愛の言葉なんて
皮肉な唇で溶けていくだけ
だけどたぶん僕のトビラには
まだカギはかかっていないはず
脅える朝焼け 不気味な輝き
夢の足音で目覚めた僕に
誰かがそっと息をふきかける
つきつめていけば愛の言葉なんて
皮肉な唇で溶けていくだけ
だけどたぶん僕のトビラには
まだカギはかかっていないはず
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