腕枕

陽射しの素敵な日はお部屋の中までズズイと伸びてきて

そりゃいい感じに暖かい

そんな日差しの下でゴロゴロするのなんて、極楽極楽

そして「あ、掃除機かけなきゃ」と床のゴミに気が付いても

見て見ぬ振りをしてしまいたい、そんな年頃

どんな年頃?!

 

 

暖かいと“おこた”はちょっと隅っこに居て頂くのが、かじゅ。の常

だって、うっかり寝てしまいそうなんでしゅ

そんな年頃なんです

 

で、“おこた”を隅っこにすると“おこた布団”はくるくるっとな感じに
畳んで、同じくすみっちょに居て頂く訳なんですが

はるさんにとって、敷かれてあろうが畳まれてあろうが関係なく

狭い場所に乗っかって寝ている訳ですが

 

なる君もお邪魔してます

普段乗らないのに・・・

はるさんにしてみたら、狭くて寛げない状態

折角手足を伸ばしていたのに

 

だからか

 

手（足か?!）を伸ばします

なる君に関係なく伸ばします

これだと、なる君は寛ごうと思ったら降りなければなりませぬ

 

それは

 

これの仕返しなんかではないかな、とかじゅ。は推測いたします

いや～実に重たそうだ

 

しかし、敵も然る者

如何にしてコノ場で、自分の寝心地安い状態にするか

考える訳ですよ

 

・・・いつの間にかなる君が敵になっちゃってますケド

 

 

そして

 

はるさんの仕返しはなされない訳です

 

なんとも素敵な腕枕

 

 

それでは