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本田宗一郎さんの源流を探るツーリング!

本田宗一郎さんの生誕地から天竜川を北上し、南信州遠山郷までオートバイでのツーリング企画などなど

このノリは!

2013-08-28 19:39:35 | オートバイ好きです!
週末にホンダ シルクロードを取りに行ったときに、タイから最近帰ってきた昔の仲間が何だか派手なオートバイに乗っていたもので…何だろう?


タイのクリックというオートバイでした。
このデザインの派手さ豊富さ!そしてこのお兄さん!


ついでにホンダ スクーピー

日本では、こんな感じでしたが…

暑い国タイに上陸すると、同じ名前のものが



いやあ、勢いのある国は違います!
しばらく見ないうちに、ずいぶんあかぬけました。(厳密には中身は排気量も違って別物ですが)

見ていると同じオートバイですが、違った文化に触れるようで、面白いです。
タイのモデルはこちらから
http://www.aphonda.co.th/honda2012/aphonda-previous-product.asp
http://www.aphonda.co.th/honda2012/aphonda-product-list.asp

この勢いを見ていまして、その昔のバブルが終わる前、昭和の終わり頃の日本を思い出しました。

こんなCMがありましたね。


このスクーターも勢いの象徴かな
クレージュタクト


ホンダプレスリリースより

 本田技研工業(株)は、パリのファッションデザイナー、アンドレ・クレージュ氏デザインの「クレージュ・タクト」のカラーリングを一新し、12月13日より発売する。
 このクレージュ・タクトは、女性向けスクーターとして、58年3月に発売以来、ファッション感覚あふれる新鮮なカラーリングで好評を得ているものである。車体色は、パールホワイト/ピンクとパールホワイト/ブルーのツートンの2タイプで、ボディのリヤサイドには新たにクレージュのスポーツブランドマークを採用し、フロアステップ、サイドストライプ、スピードメーターの数字に至るまで、カラーコーディネートをほどこしている。また、シートの表面にも「クレージュ」の文字をあしらうなど、アンドレ・クレージュ氏の独特なファッション感覚をふんだんに取り入れ、さらに女性に好まれるキュートでエレガントなスクーターとなっている。


時代の勢いは、オートバイといったものにも出てくるのは発見です。



おフランスのコミューターバイク

2013-08-16 11:50:56 | オートバイ好きです!
日本はお盆休みまっただ中ですね。

一息つけましたので、ブログも更新です。

本日のお題はお盆ですが、フランスです(笑)。

ヨーロッパでは、自動車の免許を取得すれば125ccまでのオートバイに乗ることができるので、日本でいう足代わりコミューターの原付が125ccにもおよびます。

その中でもフランスは、1990年代中頃に免許制度が変わって、新たに自動車免許で125ccまでのオートバイへ乗ることができるようになりましたので、それから数年で、このクラスに乗るオートバイ人口が増えました。

そんな中、開発を進めたのがこちら
XL125V Varadero 初代モデル


オンオフイメージの125ccです。Vツインエンジン搭載!
車格は125ccとは思えない大柄!

(こちらはモデルチェンジ後)

ヨーロッパの方々が堂々と(ここがミソ!) 、街中のコミューターとして、そして郊外のツーリングまで出来るオートバイに仕上がりました。

ガソリンタンクの容量も大きく(16.8リットル)、1回の給油で500km近く走ることができます。

おかげさまで、一度、キャブレターからのインジェクション化、外装カウル類の変更がありましたが、基本コンセプトはそのまま12年経って、フランス、スペインで引き続き販売されています。
http://moto.honda.fr/honda_VARADERO_72.html

こういった、長きに渡り世の中に提供できるオートバイに関われたことは大変ありがたい限りです。

当時、そのコンセプトを全うするために、車両重量も170kg(同じ排気量のスクーターPCXが130kg、最近発売されたGROMが100kgちょっととするといかに重いか…)にもなりましたので、排気量の小さいオートバイでしたが、開発チームの皆が大変苦労した覚えがあります。

特にエンジンのセッティングをしていました担当の方はとてもとても苦労して、コンセプトを満たすエンジンフィーリングに仕上げる姿を私は横目で見ていたものです。

私も若造でしたが、諸先輩にたてついて(もとい、様々なデータを元にして諸先輩方々を説得しながら)、その重い重量、そして立派なタイヤの大きさのオートバイを何とか止められるように、それまでの125ccのオートバイにはない立派なディスクブレーキに仕立てられ、良い仕事が出来たかと思っています。
折しも、当時円高ユーロ安。少し前に騒がれていたくらいの…確か1ユーロ100円近くまで円高になった時と重なりまして、コスト面でも大変苦労して生み出したオートバイだったかと…

フランスの明るくカッコ良い、恋高まるようなこの感じ

オートバイがライフスタイルに自然にはまり込む瞬間!(しかもフランスで…)

これこそ、オートバイが単なるスペックだけで語れない、何か秘めたものがあることを語っていますなあ。

速いとか遅いといった単純なことだけで物をいう事が出来ない世界のモノは、スーパーカブのように長続きするのでしょうか。










地球の裏側のオートバイ

2013-08-06 22:33:34 | オートバイ好きです!
地球の裏側ブラジル

マン島TTレースよりも前にホンダが初めて海外レースに遠征した地
http://www.honda.co.jp/riki-san/talk06/

今ではホンダのオートバイはブラジルでかなりのシェアをしめています。
ラインナップを見ても面白いです。
http://www.honda.com.br/motos/Paginas/default.aspx

その中でダントツに売れているのがこれ


CGと呼ばれる125cc 150ccのシリーズです。

アジアはカブ系が多いのですが、ブラジルはこの素オートバイが代表です。

ブラジルのオートバイ事情として特殊なのが燃料で、国策で何十年も前からバイオエタノールを推進してきたため、このCGはガソリンでもバイオエタノールでも走ることのできるミックス車というのが存在します。
CG150 Titan

スペックには
Combustível Etanol/Gasolina
とあります。

その昔、ブラジル向けの開発車用にE25(エタノール25パーセントという意味)と書かれたガソリンタンクが用意されていたのが思い出されます。

ブラジルには残念ながら行く機会がありませんでしたが、日本に来たブラジル人のスタッフとは一緒にエンデューロに出たりしましたなあ。

オートバイの文化としては多彩なラインナップで面白いところですね。

オートバイ事情の参考は
http://www.jama.or.jp/lib/jamagazine/201003/06.html

http://www.gbrc.jp/journal/amr/free/dlranklog.cgi?dl=AMR11-6-4.pdf#search='ブラジル+cg+オートバイ'


アメリカのオフロードライド

2013-08-02 20:50:51 | オートバイ好きです!
アメリカはおそらくオフロードバイクが一番盛んなところと思われるのですが、それはオープンエリアと呼ばれるフリーでオフロード走行できる場所がたくさんあるからかと…

昨日のエルミラージュもそのひとつ。
ドライレイクというひたすら平坦な所とアップダウンのある砂漠エリアがセットになっています。
Riding the quads in El Mirage California.wmv


この映像に出てくるHONDA TRX700XXはオフロードバイクのXR650RエンジンがベースのスポーツATVと呼ばれるものです。

このオープンエリアは、こちらの開発当時たくさんのデータをとったこと、そして現地の関係者と仕事をしてこのオープンエリアでのファンライドに求められるものとは何か?を勉強させられた地でもあります。

とにかく好き勝手走って楽しむという感じです。

さすがお馬さんで開拓したお国柄なんでしょうね。

オートバイを乗るときに、自然に親しむ…とか、風を感じるとかいいますけど、こちらに限っていえば、自然を超越するとでもいった感覚なんですね。
砂漠の山の上ではそんな錯覚にとらわれます。


最近の私の流れは、どちらかというとこっち寄りでして…


日本的な景色を再発見する感覚が好きです!



オデッセイ

2013-08-01 18:59:54 | オートバイ好きです!
オデッセイといえば、ホンダのこれですね。

初代オデッセイ

私の中のオデッセイはこれ
1982 Honda Oddessy FL-250 (El Mirage, CA)


まさしくFLというバギーなんです!
この動画の場所、懐かしい!
ここでたくさん走りましたなあ。ATVを真面目にやっていた頃が思い出されます。

ドライレイクといいまして、その名前の通り干上がった湖です。

ここでは最高速度チャレンジやりたい放題!

日本は私の最近のお気に入り南信州 遠山郷のような森林の文化



しかしかたや砂漠の文化


といったところで気づいたこと。

オートバイ産業の発展した浜松
立派に砂漠があります!
中田島砂丘


そして天竜川をさかのぼるとたどり着く遠山郷


実は文化の発展って、緑豊かなところと乾いたところのコラボではないかと思うのですなあ…

何事もコラボ、融合したものが面白い時代になっていくのが楽しみです!