カジキタ遠足 ふたたび

暖かい快晴の秋の日、本当に気持ちいいですね。文化の日に御岳山へ行ってきたばかりですが、今週はまたカジキタの遠足がありました。

今回は稽古場がある国立から一駅だけ離れている、立川の昭和記念公園に行きました。紅葉狩りスポットとして人気ですが、今回は想像よりも混んでいました。入り口に凄い行列ができていて、駐車場のトラブルもあって、全員揃ったのは15:30過ぎでした。(16:30閉園…)

青空を背景にイチョウは黄金に輝いていましたが、皆「ぎんなん臭い！」と言っていました。どこにいても必ず誰かの写真に入ってしまうぐらい写真を撮っている人が多く、様々な国の民族服を着ている外国人が特に目立ちました。同じ外国人として、なんだか恥ずかしく感じました。「せっかくこんな所まで来てるから、そんな写真ばっか撮らないで素直に自然を楽しんだら？」と… そして、落ち葉を拾って写真に映るように投げている人も見かけて、「やり過ぎ」と思いました…
でも、帰り道には私たちも記念写真をやっぱり撮りたくなって、落ち葉を拾うのも楽しいかもと思うようになりました。しかも木登りまでして、一番ダメなやつですね…


(写真撮る時だけ外しましたが、皆ちゃんとマスクしていました…)

結局、入り口を入って直ぐの所にレジャーシートを敷いて、ポテトを食べて、写真だけ撮って帰ることになりましたが、なぜか、長い旅から帰ってきたようなさっぱりした気持ちになりました。

旅って、見たことのない風景を見る機会によって、帰った後の日常生活も新鮮にしてくれますね。今回見た風景は何度も訪ねている昭和記念公園の入り口だけでしたが、そこで今まで見ていなかった仲間のもう一面を知ることができました。
例えば、アニメに興味があると 全然知らなかった人が 好きな作品を物凄く熱く語っていました… また、公演の日に舞台化粧をしたままポケモンを探しに出たことがある人もいると聞きました。

そして、一番の驚きはこれです！ゆりさんの力作…

「カジキタあるある」をテーマにStay Homeハロウィンを過ごしたそうです。余ったお菓子をなんとか年上の方に配ろうとしている 黒ばかり着ているジュニアメンバーの真似と、ちょっと困った新人さん風… 「その通り！」と思いました。そう言えば、私もカジキタに入った時には「えっと、ジャズシューズって何だ？」という感じでした… 髪飾りやピンまで再現し、周りをかなり細く見ていると思いました…

このカジキタドリームという団体のメンバーは年齢もバラバラで(十二支がほとんど揃っています)、色んな職業の人もいます。(医療関係と教育関係がちょっと多めかな？) でも、皆はやっぱりそれぞれの視点からこのコミュニティを大事にしています。自分とは全然違うところを見ている人がいて、とても面白いです！

エイより