カジキタドリーム≪宝塚歌劇団OGと市民による ミュージカル&レビュー≫

演劇【ウラシマコタロウ】無事に終了!!皆様,海の生き物へのお声掛けありがとうございました(^^)/☆彡

衣装を綺麗に見せるように踊りましょう!

2017-09-28 20:30:28 | カジキタメンバー稽古日誌
今度のブログ当番はアメリカ人の「悠夢」です。
思っていることが日本語でなかなか伝わらないですが、ちょっとでもわかって頂けたら嬉しいです。

和物の舞台はまだ先のことですが、動きや仕草は洋物とはだいぶ違うので、早いうちから取り組んでいます。和物特有の決まった動きがとてもかっこいいと思いますので、「お着物を着て遊んでいる」ではなく、基礎ぐらいをちゃんと意識して踊っているように見せたいと思います。

今、稽古しているナンバーでは、袖を動かすことが大事です。そのために、この段階で着物を着なくても、浴衣を肩に掛けて練習しています。袖を意識するようになると、腕の動きや背中の使い方が変わってきます。例えば、手をあげる時に、角度によって袖が落ちてしまって、肘が出ることがありますが、それは「アウト」ですから、そこを気にして、正しい角度を目指しています。女役の綺麗に揺れている袖から男役のバンっ!とかっこよく開く袖まで、袖の使い方は色々ありそうです。

どんな踊りでも衣装の影響が大きいです。例えば、男役としては、ジャケットを着ている時は(言葉があってなかったらすみませんが)ちょっと下品だけどかっこいいスタンスでもいいですが、燕尾服を着ている時はピンとまっすぐ立てばいいです。燕尾服で手をあげたり、足を伸ばしたりする時も、エンビのラインを壊さないことが大事だそうです。

最近、宝塚を観に行った時も、黒エンビのダンスでの動きのシャープさに感動しました。カジキタに入った時は、宝塚ファンでありながら、ダンス初心者でしたから、私にとってはこういうところを学ぶのが面白いです。ダンスの印象は体の強さや柔軟性で決まっていると思っていましたが、衣装もこんなに大きな影響があるんだ、と。バレエなどもきっと同じではないでしょうか。チュチュが短くてしっかりしているタイプであったり、長いロマンチックタイプであったり、とか…?

自分で舞台のことをちょっと習うことによって、観る楽しみも深くなって、嬉しいことです。(^^)

以上
悠夢でした。

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