快居の会ブログ

自宅や住みなれた地域で快適にいきいきと生活出来るように、住居改善の活動をするNPO法人、福医建研究会<快居の会>です

JRの駅のトイレでとんでもない手すりを発見

2009年06月22日 | バリアフリー・ユニバーサルデザイン
Cimg0417

発見者コメント
いまどき、公衆トイレにまだまだこんな手すりがあるなんて、びっくり。JRの某駅内の女子トイレですが、しゃがむ時に前手すりで頭は打つわ、座ったら手は届かないわと、とりあえず手すりがあれば少しくらいは役に立つヤロという ありがちな言い訳に かすりもしないエラーです。
これって、工事の指示や検査はないわけ?(かこさん)

和式の便器はもともと脚力がいるのでそれだけでバリアですが、体が硬いと安定してしゃがめないので、前方に適切な高さの手すりは必須です。写真で見る限り、手すりは1メートル近い高さですので、しゃがんだ時に役に立たないですね。低くしてほしいですね。(それでも壁付きだと、壁からの出が小さいと遠いかも。)
横のL型手すりは、洋便器なら膝からいくらか前に立ち上がり用の縦手すり、姿勢の安定と、場合によっては立ち上がりの補助(腰を浮かせる)のための横手すりとして使われるのですが、これは本当に、どう使うネン ですね。
横の前の方は(前の手すりが遠いので)ぶら下がって使うかもしれませんが、お尻よりうしろの縦手すりなどは、本当に使いようがなさそうです。
皆さんイメージしてみてください。/babaken