快居の会ブログ

自宅や住みなれた地域で快適にいきいきと生活出来るように、住居改善の活動をするNPO法人、福医建研究会<快居の会>です

マンションのトイレの建具改修

2011年09月29日 | 住居改善・住宅・建築
福医建研究会・快居の会の分室として、NPOの会議などにも使っているマンションのトイレを紹介します。(画像をクリックすると大きくなります。)

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便器の前の空間が割と広いと感じられると思いますが、もともと内開きの狭いドアついていたためです。このごろは中で倒れたりした場合の閉じ込めを嫌い、外開きにすることが一般的ですが、2つの寝室の入口とも接しているので、開いたドアとの衝突を嫌っての内開きだったと推測します。

時には車いすのゲストもあると考え、ドアのみ変更しました。

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外開きのドアは不可、スイングタイプのドアや1対2の折れ戸も検討しましたが、結局アウトセット(壁外付け)の引き戸にしました。開口巾を大きくしたいので、大型の掘込み引手を採用しています。

いっぱいに開いたときの開口幅は900ミリあります。廊下の巾も少し広い目なのと、隣接する2つの寝室の入口部分も利用できるので、リビングから廊下を通り、このトイレを車いすで利用可能なゲストも多いのではないかと考えています。

現状では手すりはいっさいありませんが、将来跳ね上げ出来る肘掛け手すりを付けることをイメージして、故障のため取り替えたウォシュレットは、操作部の出っ張りのないリモコンタイプにしています。/babaken



藤原さん次回11月12日もよろしく

2011年09月29日 | ふくいけん例会・勉強会
9月10日の福医建研究例会、藤原太郎OTのおしゃべりは楽しかったです。

脳血管障害、脳梗塞、もっぱら脳についての話なのですが、分かりやすいしゃべりと動作(麻痺のある対象者の動きをどう的確に表現できるかは、優れたセラピストに条件だと思います)、楽しい講演でした。

次回11月12日は脳血管障害についての2回目、いよいよ住まいとの関係、住居改善に関わる話になります。お楽しに。/babaken



9月10日は福医建例会です

2011年09月08日 | ふくいけん例会・勉強会
もう明後日、直前になってしまいましたが、9月10日は、福医建研究会本年度第3回の例会です。
福医建研究会(快居の会も)どちらかと言うと超ベテランの、建築士やセラピストが多いのですが、今回は、福医建としては比較的若い世代の作業療法士、藤原太郎さんに講師をお願いすることにしました。ホームページに掲載された例会案内をご覧ください。

http://www7.ocn.ne.jp/~fukuiken/reikai.html

今回は脳血管障害がテーマですが、疾病ごとに「障がいと付き合う住生活シリーズ」として、3回程度連続して開催したいと思います。藤原さんに連続して登場いただくことになる予定です。ご期待ください。/babaken