快居の会ブログ

自宅や住みなれた地域で快適にいきいきと生活出来るように、住居改善の活動をするNPO法人、福医建研究会<快居の会>です

11月30日のふくいけん例会

2013年10月29日 | ふくいけん例会・勉強会
ほぼ奇数月に開催しているふくいけん例会ですが、第3回が10月26日だったので、終わったとたんに次の例会の案内になります。次回は、11月30日土曜日に訪問リハの活動をする2人の作業療法士さんに講師をお願いしています。
例会のテーマは「訪問看護ステーションの活動を通じて地域の在宅環境を考える」です。大阪市内と和泉市に拠点を置く2人の活動を紹介いただき、地域の差異も含め、在宅環境の改善についても考える機会になるものと思います。

福医建ホームページに例会案内をアップしました。リンクをはります。/babaken

http://fuku-i-ken.net/reikai.html


神経筋難病患者の在宅での素敵な生活

2013年10月28日 | ふくいけん例会・勉強会
10月26日のふくいけん例会は、作業療法士の小林貴代さんを講師に「神経筋難病患者(ALS)の在宅での素敵な生活」というタイトルで開催されました。

外出しやすくコンパクトになった人工呼吸器などの機器にはじまり、ローテクなコミュニケーションボード、おもちゃ屋さんに売っているようなものから、パソコンと様々なスイッチシステムを組み合わせて使う高度なコミュニケーションツールまでを各種紹介、体験させていただきました。

また様々な支援を受けて積極的に外出したり、フェイスブックなどネットを使って交流したり、創造的な活動をする、ALS患者会の皆さんの素敵な生活を紹介していただきました。食いしん坊な私は、食べ物を自力で味わえないようなら、生きる意欲がなくなるのではと考えていましたが、小林さんやALS協会の皆さんの活動に触れ、いろいろ楽しめることがあるんだということに気づきました。(パチンコ屋さんに行くための特注車いすなども素敵でした。)

建築士としては、状況の変化に対応して、個別対応で住居改善をすることもあるかもしれないけれど、もっといろんな状況に楽に対応出来る住まいを多く用意しておくこと、住宅のユニバーサルデザインをもっと進める必要がありそうだと感じています。/babaken


福医建ホームページのプロジェクト/また資料発掘

2013年10月12日 | バリアフリー・ユニバーサルデザイン
福医建研究会のトップページに、プロジェクトと言うボタンがあります。このページの最近の記事は大阪府住宅リフォーム推進会議のパンフレット、「自宅で住み続けるための住居改善のすすめ」~高齢者・障がい者の住宅改修と福祉用具の利用について~ を福医建で作成したという内容ですが、このページの一番下に「福祉・医療・保健・建築の連携による住居改善支援に関する実践的研究」という1994年3月の資料をこっそりアップしました。<ホームページの容量が増えたので、また古い資料を発掘しました。>とここに書いた通りです。
プロジェクトのページにリンクをはりますが、一番下までスクロールする必要があります。6分割のPDFファイルがありますので、(データの部分は退屈な場合もあるかもしれませんが)古い事例などは興味深いと思います。興味のある方は各ファイルを見てください。データを小さくするのに写真などが少し荒れています。もし必要なら、もう少し大きいデータをお送り出来ますので、福医建事務局まで請求ください。/babaken

http://fuku-i-ken.net/project.html