丸紅が、米海外腐敗行為防止法違反で8800万ドルの罰金を支払うという記事。
「米司法省は19日、丸紅が米海外腐敗行為防止法(FCPA)違反に問われていた問題で、同社が有罪を認め、8800万ドル(約91億円)の罰金の支払いに合意したと発表した。FCPA違反による罰金は同社にとってこの3年で2度目となる。
丸紅が有罪を認めた8つの罪状は、仏アルストムらと組んだ企業連合の一員として1億1800万ドル規模の発電所の設備を受注するためインドネシアの高官に賄賂を渡した疑いに関連するもので、丸紅は共謀の罪1件、外国の高官への贈賄7件に問われていた。」
「今回の司法取引については、同社はすでに法令順守の体制は整っており、「さらに法令順守のコンサルタントを雇うことは義務づけられなかったが、われわれはこの事態を深刻に受け止め、反贈収賄の法蓮順守体制の徹底と向上を図る」とする文書を発表した。」
会社のプレスリリース
インドネシア火力発電所向ボイラー案件に関する米国司法省との合意について(PDFファイル)
こちらは別の事件ですが、税金の問題だけでなく、不正競争防止法違反の疑いも出ています。
ODAでリベート1億円 3カ国で鉄道事業、国税局指摘(朝日)
「同社は取材に「海外の公務員に対する利益供与が行われた疑義がある」と説明しており、外国公務員への賄賂を禁じた不正競争防止法違反の疑いがある。同社は20日、「東京地検特捜部に情報提供し、捜査に全面的に協力する」と公表した。」
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