会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

架空契約で3000万円詐取容疑 東芝系会社の元社員逮捕(日経より)

架空契約で3000万円詐取容疑 東芝系会社の元社員逮捕

実際に不正が行われたのは少し前のようですが、東芝ファイナンスという東芝のグループ会社で、架空リース契約による横領事件があったという記事。被害額は総額数億円に上る可能性があるそうです。

「県警などによると、男は東芝のグループ会社で事件当時は総合リース業を手掛けていた「東芝ファイナンス」(東京)の元社員。福岡市の拠点で九州地区の法人営業担当だった2006年、映像機器などのリース契約を結んだように装いリース商品の購入代金の名目で同社から約3千万円をだまし取ったとみられる。

 関係者によると、この男は01年から06年にかけて同様の手口で計約30件のリース契約を結んだように見せかけていた。その後、商品のリース先とされた事業者からの指摘で架空契約が発覚。」

リース取引における典型的な不正(いわゆる「空リース」)です。リース物件の仕入先などとの共謀も考えられますが、どうだったのでしょうか。
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