夕刊紙恒例のあぶない企業特集。3月決算の上場企業のうち、9月中間(第2四半期)決算で「継続企業の前提」の注記が付いた企業が36社あるそうです。
新規は3社のみです。
「今回新たに注記が付いた第一中央汽船(東京)は、鉄鋼関連などバラ積み船を主力とする準大手の海運会社。決算短信で「海運市況環境の低迷が想定を超えたため業績が大幅に悪化」と説明。不況や円高の影響でモノの動きが鈍れば海運会社は厳しい。
新規組にはオンラインゲームが主力のガーラ(東京)、カーテンなどインテリア専門商社の五洋インテックス(愛知)も名を連ねた。」
「決算短信には注記が付かないまでもその前段階である“予備軍”には「重要事象」が記載される。重要事象組の動向について橋本氏は「シャープのほか電機関連が目立つ。目玉商品が出る期待は薄く、先行きは明るくない。今後、ソニーやパナソニックの不振を受け、部品メーカーなどが(重要事象組に)入る可能性はある」。」
当サイトの関連記事(シャープの英文決算短信の修正について)
直接関係はありませんが、企業再生支援機構が支援の期限を延長するそうです。具体的な支援先候補でもあるのでしょうか。
企業再生機構、支援延長へ 景気後退で(産経)
「機構は2009年に設立され、日本航空などの再生を手掛けた。支援受け付けを11年10月で終える予定だったが、東日本大震災などの影響で支援が必要な中小企業が増えることが予想され業務を延長した。」
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