会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

記者モデル小説で名誉棄損…出版社に賠償命令

記者モデル小説で名誉棄損…出版社に賠償命令

「日興コーディアルグループ」の不正会計疑惑を雑誌に執筆した記者が、小説「会計監査」の著者を名誉棄損で訴えていた裁判で、55万円の損害賠償請求が認められたという記事。

「この小説は、同グループの監査を担当した公認会計士が執筆し、2007年12月に出版された「小説 会計監査」。同グループの疑惑に酷似した証券会社の疑惑を雑誌に執筆する元記者が登場する。」

この本です。

小説 会計監査小説 会計監査

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会計士の方も慎重さに欠けていたのかもしれませんが、記者の方も自分は不正確でセンセーショナルな記事を書きながら、また、反論する機会はどれだけでもあるはずなのに、裁判で決着をつけようとするというのは、自分に甘く人に厳しいという感じがします。

記者のサイトより日興コーディアルを取り上げた記事

この記事はまだましな方だと思いますが、守秘義務上回答できないことを知りながら(記者は元日経記者なので知っているはず)監査人に質問状を送って、回答がないといっているのは、いやらしい書き方です。
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