会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

アビタス、国際会計基準の認定資格講座

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アビタスという専門学校が、英国公認会計士協会が主催する国際会計基準に関する認定資格の受験支援講座を始めるという記事。

IFRS assessment

Programme overview

ネットで調べてみると、認定資格というのは、(正確には英国会計士協会ではなく)イングランド・ウェールズ勅許会計士協会のIFRS Assessment Programmeのことだと思います。資格というよりは、研修プログラムと組みになった能力検定といった感じです。CertificateとDiplomaの2つのレベルに分かれていますが、Diploma(レベルが高い方)は自己診断テストだけであり、実際に公開のテストを行うのはCertificateです。学習時間は約70時間とされています。

Certificate level assessment

・consists entirely of objective test questions 客観式テストのみ
・is a 2 hour assessment テスト時間は2時間
・is ‘open book’ - the open book texts are: 持ち込み可(持ち込みできる書籍は指定されている。)
  ICAEW Certificate Manual (ISBN 1-84152-250-3) and updates
  International Financial Reporting Standards as published by the IASB
・a non-programmable calculator may also be taken into the exam 電卓利用可
・assessment fee - £230.費用は230ポンド(検定と考えるとかなり高い)

Available worldwideとあるので、誰でも受験可能なのでしょう。

これとは関係ありませんが、以下、日本で大手監査法人が出版している国際会計基準の解説書です。相当分厚いものをそれぞれ出しています。

国際財務報告基準(IFRSs) 2007―2007年1月1日現在の国際会計基準(IASs)及び解釈指針を含む (2007)国際財務報告基準(IFRSs) 2007―2007年1月1日現在の国際会計基準(IASs)及び解釈指針を含む (2007)

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国際財務報告基準の適用ガイドブック 第3版―日本基準との比較と作成実務国際財務報告基準の適用ガイドブック 第3版―日本基準との比較と作成実務
あずさ監査法人 KPMG

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国際財務報告基準の実務 第3版国際財務報告基準の実務 第3版
デロイトトウシュトーマツ

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(訂正)
取り上げた書籍の最初のものはASBJが翻訳しているものであり監査法人とは関係ありません。下の本と間違えてしまいました。

International GAAP 2007/8 上巻―国際会計の実務 (2007)International GAAP 2007/8 上巻―国際会計の実務 (2007)
アーンスト・アンド・ヤング

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