配偶者控除見直しに関する記事。自民党では、妻の年収要件を「150万円以下」に引き上げる案を検討しているそうです。
「自民税調はこの日(23日)、政府がまとめた配偶者控除見直しに伴う増減税の影響の試算を踏まえ、年収要件を150万円以下と130万円以下に引き上げる案を検討。パート主婦らが今よりも長く働く余地が増えたことを実感できるように、年収要件を150万円以下に引き上げる意見が大勢だった。
その場合、税収減を避けるために控除を受けられる夫の年収に制限を設ける必要がある。ただ、一定の年収を超えた段階で一気に控除の適用外になると、世帯の手取りが急減するため、段階的に控除を減らす緩和措置を検討する。」
「段階的に控除を減らす緩和措置」としては現行制度でも配偶者特別控除があります。24日の日経記事の図では、配偶者特別控除を150万円からスタートさせて、控除が減るカーブを今よりきつくするようなイメージとなっています。
夫婦控除などの案も出ていましたが、結局、「配偶者控除+配偶者特別控除」という現行制度の手直しで終わりそうです。
配偶者控除、年収150万円以下で最終調整 政府・与党(日経)(記事冒頭のみ)
配偶者控除「103万円の壁」が崩れる巨大衝撃
「働けるが働かない女性」を減税で動かせるか(東洋経済)
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