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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

エアバス汚職疑惑、日本でも不正か 欧米報道(日経より)

エアバス汚職疑惑、日本でも不正か 欧米報道

エアバスの汚職疑惑問題で、汚職が行われた国として日本も挙がっているという記事。

「欧州エアバスの過去の取引に複数の汚職疑惑が出ている問題で、不正があったとみられる国の中に日本が含まれていることが31日、分かった。欧米メディアが伝えた。他に少なくとも10年にわたり中国、インド、ブラジル、ロシアなど10カ国以上で不正があった疑いが出ている。

仏紙レゼコーによると、ほとんどの場合、エアバスが商用機を売った時の金額の一部が不正に第三者に渡っていた疑いがある。日本での取引の詳細は分かっていない。」

ということは、日本でエアバスを購入したり、購入を検討したりした会社の関係者の中に、わいろを受け取っていた者がいるかもしれないということになりますが...。

そういえば、エアバスの超大型機を発注したために、倒産してしまった会社もありました。

エアバスが総額4300億円の支払いに合意、贈賄疑惑の調査決着で(ブルームバーグ)

「欧州の航空機メーカー、エアバスは日本など16カ国での贈賄疑惑を巡る調査を決着させるため、総額40億ドル(約4340億円)を支払うことで合意した。

フランス金融検察局(PNF)の検事によると、エアバスは航空機販売で不法に優位に立とうと、年間3億ドルの予算を持つ部署を使って日本やロシア、中国、マレーシアなどで13年間にわたり政府当局者や決定権を持つ担当者を相手に工作活動を展開。この活動に後押しされ、エアバスは利益を10億5000万ユーロ(約1260億円)膨らませることができたと、検事が法廷で述べた。」

日本は、ロシアや中国と同じレベルの清潔さということなのでしょうか。

もっとも、日本でも、ダグラス・グラマン事件や、ロッキード事件など、飛行機は汚職の定番でした。

(補足)

汚職があった国に、日本は含まれていないのだそうです。

エアバス汚職疑惑、日本含まれず 欧州メディアが訂正(日経)

「欧州エアバスの過去の取引に複数の汚職疑惑が出ている問題を巡り、欧州の主要メディアは3日までに、日本でも不正の疑惑があるとの記事を相次いで訂正した。エアバスによると、日本は対象になっていない。」
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