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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

中小企業狙う「ボイスフィッシング」、金融機関装う電話で「偽サイト」誘導…不正送金28億円(読売より)

中小企業狙う「ボイスフィッシング」、金融機関装う電話で「偽サイト」誘導…不正送金28億円

「フィッシング詐欺」の一種だそうですが、「ボイスフィッシング」という詐欺の被害が相次いでいるという記事。

「金融機関を装って企業に電話をかけて偽サイトに誘導し、法人口座の情報を盗み取る「ボイスフィッシング」の被害が昨年11月以降、4月末までに国内約80社に上り、計約28億円が不正送金されていたことが、警察庁への取材でわかった。」

「警察庁によると、昨年11月に約20件発生。一時沈静化したが2月は約20件、3月は約30件、4月も約10件確認された。山形、埼玉、東京、香川、沖縄など10以上の地域で発生している。 

主に中小企業が狙われており、タクシーや不動産、食品、電子機器メーカーなど業種は様々。地方銀行や信用金庫、大手銀行を装い、「電子証明書の更新が必要」などと自動音声の電話をかけてくるのが特徴だ。」

山形鉄道が被害に遭った例(→当サイトの関連記事)では...

「職員が音声ガイダンスに従ってボタンを押すと、銀行員を装った男につながり、「手続きに必要」だとして会社のメールアドレスを尋ねられた。間もなく、URLが記載されたメールが届き、職員は偽サイトに誘導されたことに気づかないまま、IDやパスワードを入力した。その後、会社の口座からほぼ全額の1億円超が不正送金されたという。」

ネットのやり取りだけでなく、実際に電話がかかってきたことで、だまされてしまったようです。

詐欺をする方は、リストを用意して、片っ端から自動発信しています。

「リストに基づいて自動音声で電話する「オートコール」というサービスが悪用されている可能性もある。国際電話番号からの着信が目立ち、警察当局は、海外の犯罪組織が日本の中小企業を標的にしているとみている。」

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