オイシックス・ラ・大地がＴＯＢを実施しているシダックスに対して、外食大手のコロワイドがフードサービス事業の買収を提案していたという記事。
「コロワイドは、焼き肉の「牛角」や定食屋の「大戸屋」などを展開。６月、シダックスにフードサービス事業の買収意向を示し、法的拘束力のない初期的提案を行ったようだ。同事業の買収金額はシダックスの株式時価総額（６日終値ベースで約３２１億円）を上回る可能性もある。」
TOBについては．．．
「シダックスは、オイシックス以外の第三者からの提案と比較検討する必要があるなどとして、利害関係者に当たる創業家出身の取締役らを除いた今月５日の取締役会でＴＯＢに反対意見を表明することを決めた。」
先日の日経記事によれば、TOBは、ユニゾン・キャピタルが持っている株をオイシックスに移すというシダックスの創業家によるスキームの一環であって、創業家とユニゾンとの間の株主間契約によって、ユニゾンは創業家の指示する相手に株式を売却しなければならないそうです。そこにコロワイドが割って入ってきたということのようです。
（訂正）「オイシックス・ラ・大地株式会社による当社株式に対する公開買付けに関する意見表明（反対）のお知らせ」の一部訂正について（シダックス）（PDFファイル）
オイシックス・ラ・大地株式会社による当社株式に対する公開買付けに関する意見表明（反対）のお知らせ（シダックス）（PDFファイル）
「当社は、現時点で公開買付者がフード関連事業の提携先として不適切であると判断しているものではありませんが、本公開買付けが成立した場合、当社が本来得られるはずであった利益が失われるおそれが高く、また、本公開買付けは一般株主の皆様の利益を害するおそれがあると判断しております。 」
昨日の一部報道について（シダックス）（PDFファイル）
「昨日からの一部報道にありました通り、株式会社コロワイド（以下「コロワイド社」といいます。）による当社の給食事業買収提案に関する報道がなされておりますが、これは当社から発表したものではありません。コロワイド社より提案を受けておりますが、それに関して現時点で決定している事実はございません。」
コロワイドとオイシックス、シダックスの「敵」はどっち（日経）（記事冒頭のみ）
TOBといえば，これらの会社も気になります。
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