金融庁が地銀の再編を後押ししているという記事。
「「経営統合は重要な選択肢」。金融庁は2年ほど前から地方銀行トップにことあるごとにこう迫り、大型再編の種をまいてきた。首都圏や九州で相次ぐ統合劇は、その“果実”といえる。7月に出した新しい行政方針でも、地銀経営の中身を深掘りして分析する方針を掲げており、引き続き地銀再編を後押しする。」
「金融庁は2018年3月期には地銀の8割が減益に転じるとみている。今後10年でみると、より深刻になるとして同庁幹部は「ゆでがえるのような状況になる前に、将来像を考えてほしい」と地銀に決断を迫ってきた。」
金融機関が再編すれば、のれんの減損など、会計上の問題が出てくる可能性があります。金融機関の経営指導を行って、再編を後押しする立場と、金融機関の決算や会計監査を監督する立場は、矛盾するのではないでしょうか。
地方銀行のドミノ再編が止まらない(ダイヤモンドオンライン)
常陽・足利統合で周辺地銀はどう動くのか(東洋経済)
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