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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「オープンハウスに売る気なかった」三栄建築元社長、買収の経緯語る(朝日より)

「オープンハウスに売る気なかった」三栄建築元社長、買収の経緯語る

反社との癒着問題(→当サイトの関連記事)で追放された三栄建築設計の創業者・元社長へのインタビュー記事。

オープンハウスに買収されることになった経緯などにふれています。オープンハウス側の開示が、実際と違うとのことです。

「「話が違う、と思うところがいっぱいあります」。小池氏はオープンハウスが8月に公表した買収交渉の説明資料に対し、強い不満を示した。

小池氏によると、三栄建築が東京都公安委員会の勧告を受けたと公表した6月20日の夕方、オープンハウスの荒井正昭社長から携帯に電話があり、「こうなったら株を手放さないと」などと言われた。小池氏は「株を手放す気はない」と断る一方、6月24日には支援を要請。その内容について、保有株を売るためでなく、「僕以外の株主の株を買い取るために、荒井さんの力を借りたいと思った」と説明した。

オープンハウスに株を売りたくなかった理由として、ビジネスモデルや組織風土の違いを挙げ、「荒井さんが非効率を嫌うのに対し、三栄の家造りは非効率で無駄も多い」と答えた。顧客目線で「同じ家は造らない」と掲げてきた経営方針について「継続されるか、気がかりだ」としている。」

元社長は不起訴になったそうです。

三栄建築元社長「発言を都合よく切り取られた」 社長室での隠し録音(朝日)(記事の一部のみ)

「三栄建築は東京都公安委員会から暴力団排除条例にもとづく勧告を受けたが、小池氏自身は会社法違反(特別背任)容疑で書類送検され、10月に不起訴処分となっていた。」

「暴力団組長と会食を重ねたことは反省しつつ、利益供与を自ら図った事実も証拠もないと訴えた。」

オープンハウスのIR資料に「おい、話が違うだろ」三栄建築元社長(朝日)(記事の一部のみ)

「――オープンハウスの荒井社長から電話があったのは6月20日のいつごろですか。

「夕方くらい、まだ明るい時間でした。三栄建築が勧告を受けたという記事がネットに出たあとです」

――何を言われたのでしょう。

「こうなったらもう株を手放さないとしょうがないだろ、と。どうするんだ、と」

――それに対して小池さんは。

「『株を手放す気はない』と答えて、いったん電話を切りました。そのときは(株を売る気は)全然なかったから」

 ――オープンハウスの公表資料では、6月24日の土曜日には、小池さんの方からオープンハウス側に「支援の打診」をしたとされています

 「僕の認識とは、ちょっと違いますね」」

オープンハウスグループの開示(2023年8月 16 日)を見ると、たしかに、三栄建築設計創業者側からコンタクトがあったことになっています。これが事実と違うということでしょうか。

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