会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「特定複合観光施設区域整備法に基づく四半期レビューに関する実務指針」の改正(公開草案)(日本公認会計士協会)

「業種別委員会実務指針第69号「特定複合観光施設区域整備法に基づく四半期レビューに関する実務指針」の改正について」(公開草案)の公表について

日本公認会計士協会は、業種別委員会実務指針第69号「特定複合観光施設区域整備法に基づく四半期レビューに関する実務指針」を改正する公開草案を、2024年6月21日に公表しました。

「特定複合観光施設区域整備法に基づく設置運営事業等の監査及び会計に関する省令(令和3年国土交通省令第75号)」が2024年3月に改正されたことなどへの対応です。

特定複合観光施設」というのは、要するにカジノとそのおまけの施設のことです。

当サイトの関連記事(カジノ関連実務指針2本公表について)

カジノといえば、その前座である大阪万博について連日報道され、盛り上がっているようです。

アルゼンチンが大阪万博撤退 財政悪化が理由(時事)

空飛ぶクルマに暗雲、メタンガス爆発事故、遅れる工期…大阪万博でトラブルが止まらない「ある意味当然」の理由(ダイヤモンドオンライン)

「巨大プロジェクト研究の第一人者ベント・フリウビヤ教授が記した話題の著書『BIG THINGS』(サンマーク出版)によれば、実に巨大プロジェクトの91.5%が予算か期日、もしくはその両方をオーバーしており、予算、期日、そしてプロジェクトがもたらす便益が想定通りだったケースは実に0.5%に過ぎないという。

「巨大プロジェクトは絶対に予定通りにはいかない」というのは、もはや人間社会の宿命なのだ。

われわれは本来、うまくいかないことを想定して、プロジェクトを設計しなければいけない。

万博推進者たちにミスがあったとすれば、ベストケースの完成予想図に基づいて、自信満々に喧伝して回ったことだろう。とりわけ、初期段階から不確実性が高かった空飛ぶクルマは、万博の目玉の一つにするには、リスクが高すぎた。」

大阪万博 入場予約不要の前売り券を検討、コンビニで販売(産経)

「万博協会は2300万枚のチケット販売を目標に掲げており、うち前売りは1400万枚を見込む。昨年11月の発売以降、販売数は今月19日時点で約280万枚にとどまっている。関係者によると、大半は企業購入分とみられ、一般客への販売が伸び悩んでいる。」

万博の大屋根「リング」、閉幕後の再利用はわずか4分の1か…引き取り「ほぼ無料」回答多数(読売)

「大屋根は1周約2キロ、幅30メートル、高さ12~20メートル。使用する木材の量は約2万7000立方メートルで完成すれば世界最大級の木造建築物となる。閉幕後は撤去する予定だったが、344億円の建設費に批判が上がり、万博協会が2月に活用案を公募していた。」

万博事務総長「開幕後に工事受け入れは不可能」…パビリオン建設遅れ、施工業者未定の国も(読売)

「万博協会によると、13日現在、参加国が自前で建設する「タイプA」のパビリオンを予定する52か国のうち、12か国の施工業者が決まっていない。施工業者が決まっていても、着工していない国は9か国ある。」

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