国際興業ホールディングスが、経営再建のスポンサーである米投資ファンド、サーベラスグループから傘下の国際興業に派遣されていた現旧役員3人に対し、計530億円の損害賠償を求める株主代表訴訟を起こしたという記事。
「訴えられたのは、国際興業の現職役員のマーク・エイ・ネポラント氏と日本人の旧役員2人。原告側によると、ネポラント氏はサーベラスグループのナンバー2で、最高執行責任者(COO)を務めているという。
訴状によると、3人は国際興業名義で米金融機関から高利で2000億円近く借り入れ、借入金の大半をサーベラスが国際興業に対して持っていた債権の回収にあてた。これにより、国際興業は多額の利息支払い債務を負ったという。
さらに、国際興業が保有していた帝国ホテル株について、より高い買い入れ価格を提示した売却先候補ではなく、サーベラスが秘密裏に交渉を進めていた企業に売却し、国際興業に損害を与えたとしている。」
別の記事によれば、国際興業には、サーベラスグループが55%を、国際興業HDが45%を出資しているそうです。共同事業のパートナー間の争いという図式です。
最近の「その他不正」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事
【コロナ禍で最大の飲食店倒産】お好み焼き店「いっきゅうさん」など80店超を経営していた「ダイナミクス」(東京)が、負債100億円超を抱えて破産開始決定受ける(Yahooより)
小泉農相、ニュース番組で発した”経済用語”に…ネットざわつく「いつからコメは固定資産に?」「日本大丈夫か」「ポエマー発揮」(中日スポーツより)
