会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

《内部資料入手》NHKがコンサル企業に“受信料49億円”を注ぎ込んでいた!(文春オンラインより)

《内部資料入手》NHKがコンサル企業に“受信料49億円”を注ぎ込んでいた!

NHKがコンサル会社にたかられているという記事。ビッグ4も2社入っています。

「NHKが2020年度から2年足らずの期間に、コンサルティング企業6社に対し、総額49億円を支払っていたことが「文藝春秋」特別取材班の取材で明らかになった。

「文藝春秋」特別取材班はB4判3枚の内部資料を入手。そこには〈2か年(2020年・2021年)取引高上位6業者の件名と組織と金額〉と書かれている。

 この〈上位6業者〉とは、ボストン・コンサルティング・グループ、デロイトトーマツコンサルティング、野村総合研究所、PwCコンサルティング、ガートナージャパン、アクセンチュアの6社だ。2020年度、NHKはこの6社に対し、計約32億円を注ぎ込んでいる。」

こういうところで稼いでいるのか...

どういう案件がコンサル会社に投げられているのか...

「資料の「契約内容」欄には各部局によるコンサル企業への1年間の委託案件として、合計100近くもの項目が列挙されている。この資料を見たNHK幹部は絶句した。

「数千万円くらいを想像していましたが、49億円とは……。これはあまりに酷い。一つ一つの委託案件をよく見ていくと、前田(晃伸)会長肝いりの改革案のほとんどがコンサルに委託されていたことが分かります。多額の金額を使ってコンサルに改革を丸投げし、成果が上がっていれば良いですが、NHKの事情を反映していない改革内容が押し付けられている。そのため現場の職員からは不満が噴出しています」」

「元NHK経営委員長代行の上村達男氏はこう語る。

「公共放送であるNHKは、『なぜ数十億円規模ものコンサル費が必要なのか』を視聴者に説明できないといけません。これ以上、コンサル依存を深めるのであれば、公共放送の自覚を著しく欠いていると言わざるを得ません」」

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