会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

PwCの英国部門、「オフィス復帰」の確認に位置情報利用 来年1月から(CNNより)

PwCの英国部門、「オフィス復帰」の確認に位置情報利用 来年1月から

PwCの英国事務所が、来年から、従業員の位置データの追跡を開始するという記事。「現在の在宅勤務の文化を元に戻すのが狙い」なのだそうです。

「従業員は1週間あたり少なくとも3日(もしくは勤務時間の60%)をオフィスや顧客と過ごさなければならなくなる。これまでの指針では、1週間あたり2日から3日の間だったが、メモによれば、この指針が全般的に順守されることはなかった。

メモは「我々のビジネスは強力な関係をもとに成長する。ほとんどの場合、対面でのほうがより簡単に構築し、維持することができる。物理的に一緒にいることで顧客に差別化された体験を提供し、我が社の成功の鍵となる前向きな学習とコーチング環境を作り出すことができる」としている。

PwCは今回の動きについて、ハイブリッドな勤務への取り組みを調整し、対面での勤務をより重視することを目的としている。」

「PwCによれば、こうしたことを念頭に、課金対象となる時間など他のデータと同様に来年1月から個人の勤務場所のデータを月ごとに共有する。」

日本の監査法人のリモートワークは、今どうなっているのでしょうか。職員の位置情報の把握まではやっていないと思いますが...(技術的には可能?)

記事原文(日本語版より長い)。見出しでは、policeという言葉を使っています。

PwC tells employees it will use location data to police ‘back-to-office’ rule(CNN)

英国PwCのプレスリリースにおけるマネージング・パートナーのコメント。Face-to-face workingが重要だといっています。

In a press release published online, Laura Hinton, managing partner at PwC UK, said: “Face-to-face working is hugely important to a people business like ours, and the new policy tips the balance of our working week into being located alongside clients and colleagues. This feels right for our business and right for our people, given our focus on client service, coaching, and learning and development. At the same time, we continue to offer flexibility through hybrid working.”

同時に、ハイブリッド・ワーキングによるフレキシビリティも継続して提供していくともいっています。

リモートワークは「最悪の過ち」か、グーグル元CEOらが是非に言及(日経クロステック)

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