会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「サブリースで大損した人」がハメられた手口(東洋経済より)

「サブリースで大損した人」がハメられた手口
悪質なサブリース業者を見極めるには


悪質なサブリース業者にだまされないためにはどうしたらよいかという記事。

「中でもトラブルが頻発しているのが、サブリース契約だ。サブリースとは、不動産管理会社などが住宅を一括で借り上げ、それを転貸するというもの。住宅所有者の多くは経営や管理などをすべて管理会社に任せながら、契約期間中は決まった金額が家賃収入として入ってくる仕組みだ。所有者側の手間が省けるため魅力的に聞こえるが、悪質業者と契約し、最悪の場合、自宅を失うという例も出てきている。」

所有者側の自衛手段も大切ですが、それ以前に、きちんと規制すべきだと思うのですが...

大東建託現役社員が指摘「ひたすら飛び込む」営業戦略の弱点(ダイヤモンドオンライン)

業者側でも、サブリースができる地域を絞り込むという動きがあるそうです(この会社だけかもしれませんが)。

「サブリースといえば、相続税対策のためにアパート経営したいという地方の地主に重宝されてきた仕組みだ。とりわけ人口の少ない地方では入居者が集まりにくいが、サブリースを使えば、賃料収入が安定するからだ。同社の場合はというと、10年間固定で家賃収入を得ることができるが、11年目以降は5年ごとに家賃の見直しがある。そのため、賃料収入が減って地主が不満を抱えるケースが多い

ましてや2015年1月の相続税の増税以降、アパート建築が過熱してからは、地域によってアパートが供給過剰となり、家賃相場が下落しがちだ。そのため、同社ではサブリースできる査定エリアをきつく絞っているという。」

2つの記事を比べて、東洋経済がオーナー側の立場で書いているのに対し、ダイヤモンドが業者側の立場で書いているのがおもしろいと思いました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事