一律10万円給付する「特別定額給付金」のオンライン申請に必要なマイナンバーカードの手続きで市区町村の窓口に住民が殺到しているという記事。
「フロアに人があふれ6時間待ちの状態になる役所もあり、「まるで(密閉、密集、密接の)3密」との声も。土曜日に臨時開庁して対応する役所もあり、混乱状態となっている。」
マイナンバーカードを使って申請すれば早く支給されるようですが、暗証番号の再設定などの手続が必要な場合があるようです。
東京の品川区役所や港区役所などの状況について述べています。
「役所(品川区役所)内で約6時間も待ち続けた無職の男性(77)は「マイナンバーカードの暗証番号を忘れてしまい再設定のためにきたが、人が多すぎて驚いた」。入力時に暗証番号を間違えて画面にロックがかかり、解除のため訪れたという男性会社員(30)も約5時間半待ち。「昨日も来たが混雑し過ぎて整理券も受け取れなかった。今日もこんなに並ぶなんて」とため息をついた。
同区によると、前日の7日には同カード関連で訪れた約250人に整理券を配布したが、処理が進まずに約160人が「繰り越し」に。8日も午前9時で受け付けを終了、100人に整理券を配布したが、窓口の待ち時間は最大6時間半に及んだという。」
「マイナンバーカードの暗証番号再設定などには総務省が運用するシステムを利用する必要があるが、全国の市区町村からアクセスが殺到しており、対応に時間がかかっているという。区の担当者は「3密対策とともに、予約制の導入が可能かどうか検討したい」と話した。」
カードはもっていても、使っていない人が多いのでしょう。急いでないのなら、郵送の方がいいのかもしれません。
特別定額給付金、オンライン申請は約51.3万件(Impress Watch)
「特別定額給付金は、全国1,741市区町村のうち、申請書の郵送を開始したのは292団体。マイナンバーカードによるオンライン申請の受付は1,116団体が開始予定としている。なお、5月7日までのオンライン申請受付件数は51万3,491件。
給付については、郵送申請は8日時点で29団体が、オンライン申請分は70団体が給付を開始している。」
この記事をみると、オンラインの方が早く支給されるようです。
こちらは実際にオンラインで申請した体験をまとめたもの。
↓
特別定額給付金のオンライン申請をしてみたら…。申請時の意外な落とし穴とは(Yahoo)
「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が広がる今、特別定額給付金の支給やオンライン申請は非常にありがたいと思います。しかし、専用の機器が必要だったり、普段使うことが少ない暗証番号を使用したりと、ちょっとハードルが高いのではないかと感じました。
とはいえ、総務省の特別定額給付金サイトではわかりやすい動画も公開されているので、読み取り機さえ用意できれば慣れていない人でも何とかオンライン申請ができると思います。」
給付金の遅れとマイナンバーカードは関係ない(朝日)
「少なくとも今回の特別定額給付金の申請の敷居が「郵送されてくる書類に、住所氏名電話番号と口座番号を書いて送り返す」という極限にまで下がったのは、申請主義前提の政府に対して、批判を続けたからである。
申請した人だけに給付をするという受け身では無く、できるだけ多くの人に申請させるという攻めの姿勢にさせた意味は、極めて大きい。
だがしかし、今回の特別定額給付金はあくまでも特別扱いだ。多くの社会保障は申請主義を前提とした、受け身の姿勢を貫いた制度であることに変わりは無い。」
当サイトの関連記事
コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

kaikeinews

会計士・税理士
最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事