会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

渋谷の高級住宅街に金塊工場 5カ月で利益4億円か(朝日より)

渋谷の高級住宅街に金塊工場 5カ月で利益4億円か(記事前半のみ)

金塊を密輸しようとしたとして、35歳の男が関税法違反などの疑いで逮捕されたという記事。

暴力団関係者ら計8人の仲間がすでに逮捕されているそうです。

「警視庁は、9人が昨年8~12月、香港や中国から約48億円相当の金塊を密輸して販売し、約3億9千万円の利益を得たとみている。

捜査関係者によると、逮捕容疑は仲間と共謀して昨年12月6~7日、中国・広州白雲空港から金塊約28キロ(計約1億2700万円相当)を成田空港に密輸しようとしたというもの。東京税関の職員に発見され、未遂に終わった。

大使館が点在する東京都渋谷区の高級住宅街。捜査関係者によると、この一角にある家賃30万円を超える低層マンションの一室が、密輸した金塊の精錬工場となっていたとされる。」

「捜査関係者によると、9人は香港で仕入れた板状の金に銀色のコーティングを施して置物の底に隠して「ガラス製品」などと偽って都内のペーパー会社へ空輸し、この部屋に持ち込んで硝酸で溶かして金を抽出。買い取り業者に販売し、昨年8~12月の約5カ月で4億円近い利益を上げていたという。」

金が、消費税分だけ国際価格より高い値段になっていて、それが犯罪組織の利益になっているのでしょうが、結局それは、消費税の仕入税額控除により税金の減少となってしまいます。税金で、犯罪組織に補助金を出しているようなものです。どうにかならないものなのでしょうか。
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