コロナ資金繰り支援延長 中小対象、６月末まで 「ゼロゼロ融資」の返済ピークに対応
新型コロナ対策の中小企業向け資金繰り支援が6月末まで延長されるという記事。
「３月末で終了予定だった民間金融機関の「コロナ借換保証」のほか、日本政策金融公庫など政府系金融機関の「コロナ特別貸付」などを延長する。４月に新型コロナ対策の実質無利子・無担保融資（ゼロゼロ融資）の返済がピークとなることに伴う措置。能登半島地震で被災した地域については支援の再延長などの配慮を検討する。」
７月以降は経営改善に重点を置くそうです。
「ゼロゼロ融資」返済ピーク 資金繰り支援策 6月末まで延長へ（NHK）
「ゼロゼロ融資の返済は去年7月から本格化し、来月に最後のピークを迎えますが、中小企業の中には、過剰な債務を抱えて事業の継続が危ぶまれるケースも予想されています。
このため政府は、今月末までとなっていた資金繰りの支援策をことし6月末まで延長することを決めました。
具体的には▽民間の金融機関が行った「ゼロゼロ融資」からの借り換えなどに対する保証のほか、▽日本政策金融公庫による低金利の「コロナ特別貸付」、返済順位が低いことで資本と見なせる「劣後ローン」の申込期限を延長します。」
再生支援の総合的対策を策定しました（経済産業省）
「民間ゼロゼロ融資の返済開始の最後のピーク（2024年4月）の資金繰りに万全を期すため、コロナ資金繰り支援（コロナセーフティネット保証4号・コロナ借換保証・日本公庫等のコロナ特別貸付・コロナ資本性劣後ローン）を本年6月末まで延長します※。
なお、能登半島地震による被災地に配慮しつつ、本年7月以降は、コロナ前の支援水準に戻しつつ、経営改善・再生支援に重点を置いた資金繰り支援を基本とする方向とします。
※ 物価高騰対策等として実施している日本公庫等のセーフティネット貸付の利下げ措置も6月末まで延長します。」
