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SFCG事件:大島被告「私は無罪」 東京地裁初公判(毎日より)

SFCG事件:大島被告「私は無罪」 東京地裁初公判

「SFCG」(旧商工ファンド)の資産を経営破綻直前に親族会社に無償譲渡したとして、詐欺再生と特別背任などに問われた元社長が、初公判で起訴内容を全面否認したという記事。

「検察側は冒頭陳述で、大島被告はSFCGの経営が悪化した08年9月ごろから資産流出を主導したと指摘。「倒産隔離」と称して債権を別の関連会社に移すよう指示したり、白虎への譲渡の日付をさかのぼって登記するために別の親族会社を経由させた形で虚偽登記をするよう社員に指示した、と主張した。

 白虎への譲渡代金が契約書上は約130億円と記載されている点については「白虎は債権譲渡の18日前に資本金10万円で設立されたばかりで、支払う資力はなく実質的に無償譲渡だった」と述べた。」

契約書で代金が130億円と記載されていたのなら、形式的には有償譲渡であり、あとはその代金の回収という別の問題になるはずですが、検察側は、譲渡の相手先の支払い能力に着目して実質判断したようです。
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