会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

〈ゴーン退場こうみる〉一般株主の利益守れ(日経より)

〈ゴーン退場こうみる〉一般株主の利益守れ ギブンズ外国法事務弁護士事務所 スティーブン・ギブンズ氏(記事冒頭のみ)

日産ゴーン事件について、外国法事務弁護士に聞いたインタビュー記事。

一般株主の利益が置き去りにされているといっています。

「「日産の現経営陣で問題なのはルノーを含む株主全体の利益を最大化することではなく『ルノーから独立したい』、『失われた立場を取り戻したい』という自らの利害を優先していることだ」

「本当に目を向けなければならないのは、ルノー・日産連合の目的であるシナジー効果の大半をルノーに吸い取られていることにある。共同研究など成果の配分は確かに不平等だ。本来なら日産に相応の対価があっていいはずなのに日産の一般株主は損をしてきた。それをただすのが筋だ」

「そもそも日産イコール現経営陣ではない。ルノーは今の43%強の持ち分に外部の7%の株主の支持を得て過半数を握れば、日産の現経営陣を解任してルノーの言うことを聞く人に替えられるだろう。西川広人社長らは、自分たちがルノーによって選ばれた立場であることを自覚していない」

「さらに言えば新経営陣が検察に出向き『今までゴーンが悪いと思っていたが、よく調べたら根拠がない。訴えを取り下げてほしい』と求めれば、ゴーン元会長の嫌疑すらあやしくなる。そもそも私は有価証券報告書の虚偽記載にあたらないと考えているが」」

もっともな見解です。

コメント一覧

kaikeinews
この記事のギブンズ氏は「シナジー効果の大半をルノーに吸い取られている」ことを批判しており、フランスの立場で意見を述べているわけではないでしょう。
a
従業員からしたら、多額の報酬を隠蔽しようとしている経営者、フランスの利益を最大化しようとしているようにしか見えない経営者についていけないでしょ。
記事に対してコメントしてる人、フランスから金でももらってるの?
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「不正経理」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事