金融機関から約11億円の融資をだまし取った疑いで、太陽光発電「テクノシステム」の社長(47歳)ら3人が逮捕されたという記事。
「発表などによると、3人は昨年7月、静岡県内でのバイオマス発電事業と福島県内での太陽光発電事業への融資名目で、静岡県富士宮市の信用金庫と徳島市の地方銀行にうその書類を提出し、計約11億6500万円を詐取した疑いが持たれている。」
「SBIホールディングス」の子会社の貸付先の会社です。
「テクノ社が手がける案件をめぐっては、ネット金融大手「SBIホールディングス」の子会社「SBIソーシャルレンディング」が2017~20年に約380億円を貸し付けていた。しかし、約130億円は違う用途に使われていたことが判明。SBIは5月24日、子会社の廃業を発表した。」
この社長は海外カジノにのめり込んでいたそうです。
小泉元首相が広告塔「太陽光会社社長」が詐欺で逮捕 カジノ豪遊の実態を元社員が証言(デイリー新潮)
「金融業界を巻き込む巨額の詐欺スキャンダル。その裏で疑惑の××容疑者は、もはや「中毒」と呼ぶのがふさわしいほどカジノに耽溺していた。先の元社員が続ける。
「カジノではVIPルームに陣取って遊んでいて、1回につき最低でも3000万~5000万円ほどは使っていました。太陽光事業でメディアの注目を浴び、160億円を売り上げていたとされる2019年頃には、1回にベットする金額が数千万円にのぼっていた。ただ、カジノで勝ち続けられるわけもなく、負ける額も億単位にのぼっていました」
××容疑者は負けが込むと、テクノ社の社員に会社の資金を現金化するよう指示していたという。
「関係者らが現地まで呼び出され、現金を直接、億単位の札束で運んでいたそうです。分かっているだけでも2018年に3億円以上、2019年前半には2億5000万円以上もの金が、××社長のカジノ資金として運ばれました。そのなかには、金融機関から融資金詐欺で集めた金や、SBISLから調達した資金も含まれていたはずですが、××社長はそんなこと全くお構いなしですよ。何しろ彼の口癖は“おカネに色はない”ですからね……」」
社長がカジノに入り浸っているようか会社にカネを貸しても返ってはこないでしょう。
当社子会社のSBIソーシャルレンディングの今後の事業運営について(5月24日)(SBIホールディングス)
「本年4月28日付の当社決算説明資料において言及のとおり、当社グループとしましてはソーシャルレンディング事業からの撤退も視野に検討を進めてまいりましたが、このたびSBISLでは、今後の業務運営に関して、第三者委員会調査報告書の内容をもとに検討を重ねた結果、ソーシャルレンディング事業の継続は困難と判断し、本日付の同社取締役会において、全既存ファンドの償還を条件として、自主的な廃業および同事業からの撤退を決定いたしましたのでお知らせいたします。」
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