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2006年から開始したことの記録

コブクロ ~NAMELESS WORLD~ in 日本武道館

2006-05-07 20:24:06 | コブクロ

ついに来ましたツアーファイナルin日本武道館!
なんでだか前日ぐらいから妙に緊張していて、どこかで地震があって新幹線が動かなかったらどうしよ~前日から東京行っとけばよかったわ~なんて思っていました。
そして参加しないゴマも、なんでだか緊張していて、当日新幹線に乗っている最中に「食事が喉を通らへん」ってメールが来たりして。
この緊張感は何なんだ・・・・・・とドキドキを抱えたままで武道館へ。
東京駅から武道館に行く経路を探索するとき、武道館のある駅名がわからない、と一瞬思ったのですが、サンプラザ中野氏のおかげで「九段下だ」と思い出しました(笑)
おかげで武道館に到着するまで頭の中でずーっと「♪九段下の~駅を降りて~歩き出す~」が鳴りつづけていましたよ・・・。

歌いながら到着した武道館の看板の下には、もちろんKOBUKUROの看板。
この大きな玉ねぎの下で~もう~すぐ~君に会えるー♪と、ちょっぴり替え歌で中に入りました。
こんな人が、この日は山ほどいたに違いない(笑)
ツアーファイナルの座席は、今ツアー最高のアリーナ4列目!
ステージからは若干右側に見切れているけれど、そんなこと気になるもんですか!
近いわ~近いわぁぁぁ~とドキドキは最高潮。
10センチヒールの靴を履き(それでも160にならない・・・)開演30分前には携帯の電源を切り、万端すぎるほど準備は万端!


※この先ネタバレになりますがファイナルなんで隠しません。DVDまで何も知りたくないという方ごめんなさい。


1曲目からテンション最高潮。
黒田さんのピンクのシャツにも驚きましたが、小渕くんが普通のボーダーロンTなのにもビックリ。
ファイナルだしDVDにもなるだろうから、ジャケットとかデザイン凝ったようなものにするかと思って、ちょっとヒヤヒヤ(笑)してたのに。
前の3列に背の高い人がいたら見えずらいなぁと思ってたんですが、おそろしく幸運なことに、ちょうどステージを見る角度で、前2列の席が1つ空いていたのです。
おかげで綺麗に小渕くんと黒田さんとその向こうのタロサが一緒に見えました。嬉しかったー♪
スタンドの拍手が左側からちょっと遅れて聞こえてくるので、ちょっと慣れるまで変な感じでしたが、音は良くって歌詞もちゃんと伝わって来ます。
もう文句なく最高のファイナルライブの開幕。
あんまりに幸せでいきなり涙が滲む(笑)

ハイテンションで突っ走った3曲のあとの最初のMC、やはり2人とも『武道館』でやっているということへのワクワクでいっぱいな感じがしました。
黒田さんが「こんにちは、武道館。そして、ありがとう、武道館」と言うと、小渕くんも「ほんまそうですよ」と。
コブクロの2人はもちろん、バンドメンバーの何人かにとっても人生初となる武道館のステージ。
小渕くんの「今日は色んなお客さんが来てくれてると思います。昔からずっと応援してくれてる人、最近コブクロを知ってくれた人、色んな人がここに来てくれて。そして、ここには来れなかったけどずっと応援してくれてる人たちもいて、そういうみんなに感謝しています」という言葉に、じーんと来ました。
決して喜ばせようと思って言ってるわけじゃないってことが伝わってくるんですよね・・・。

最初の3曲の紹介のあと、『Million Films ~ 東京の冬 ~ 同じ窓から見てた空 ~ ここにしか咲かない花』へ。
私は本当にこのブロックが大好きでたまりません。ブロックの曲構成としては、ここが一番好き。
小渕くんのキラキラしたポップさと、黒田さんの引き込まれる声の素晴らしさの両方に、思いっきり浸れるのです。
『ここにしか咲かない花』の最後のワンフレーズに、毎回ぎゅっと胸を鷲づかまれてしまう・・・。

メンバー紹介の後、ここはさらりと次の曲へ行きたいところのようなのです。
小渕くんの「では、さっそく歌いたいと思います」に、客席から「えー」という声が(笑)
「なんで?みんな歌歌うと思って来たん?僕ら歌歌いに来てますので」という小渕くんですが、黒田さんから「さっそく歌にとか言うから悪いんやろ」とするどい指摘が。
確かに、ちょっと突っ込んで欲しいように聞こえたかも(笑)
たしかこの時だったか、またしても小渕くんの「曲に行ける雰囲気にならへん」発言がありましたが、可愛コぶった石蹴りがあったかどうかは不明(笑)

さぁそしてついに涙の第3ブロック突入。
ここは本当にね・・・もう本当に、たまらなかったです。
『桜』で黒田さんの声が途切れたときには、胸がヒヤッと・・・ヒヤッとは違うか?でも何だか「あぁぁっ!」と・・・やっぱりヒヤッとしたのかな。
神戸でも黒田さんが歌えなくなった瞬間に立会いましたが、あの時は「何が起こったん?」という驚きがまずあって、そこからジワジワと色んな思いが来たんですが、今回は初っ端から「うわアカン!」って感じで。
声が途切れてから心の中で「黒田さん歌え!歌え!がんばれ!歌え!歌ってくれ!」って祈るように思っていました。
小渕くんがメインパートに入らなかったから余計にそう思ったのかも。
黒田さんも一回声を出しますが、やはり途切れてしまって・・・・・・そうして自然と客席から歌声が上がりました。
黒田さんは胸がいっぱいで声がでなくて。
小渕くんはそんな黒田さんを自分の位置で待ちつづけていて。
それなら、その空白を自分たちで埋めようって、みんなが自然と思ったのかも。
客席の声が優しかった気がします。
私は黒田さんに「歌え!歌え!」と思っていながら、同じく胸がいっぱいで声が出なかった(笑)
アカペラに入ったあたりで黒田さんは戻ってきて、小渕くんと2人の声が響きました。
そうなると客席の声は自然と小さくなって「君の中に 僕の中に 咲くLOVE」の後で、拍手が起こりました。
もちろんみんな続きがあることは知っているけれど、拍手を送らずにはいられなかった感じ。
最後は2人だけで、しっかりと歌いきってくれて・・・・・・本当に素晴らしかった。
この後、黒田さんは相当、そうっっっとう!凹んでましたが(笑)

MCの間に黒田さんも立ち直り、全員起立!礼!とかワケのわからないことをさせて小渕くんに「バカかお前は!」といつものお叱りを受けたところで(笑)最後の盛り上がりブロックへ突入!
『Pierrot』は今日もライブバージョンで歌ってくれて、これがDVDに入るのがとっても嬉しい。
客席のライトがついての『轍』では、イントロで小渕くんは泣いてしまったそうです。
私もなぜか『轍』でいつも泣きそうになってしまう。感動というのとは違うような・・・嬉しくて幸せな涙が出そうな感じ。
ステージ上のメンバー全員がとっても楽しそうで、客席にも楽しい空気が満ちてて、こんなに幸せな空間にいられることがまた幸せで。
『LOVER'S SURF』の拍手のグダグダ感も楽しく(笑)最後は火薬がドカン!となって、本編終了。
近かったので、すごくビックリしてしまった・・・熱い空気が来たので、ステージにいたら本当に熱も感じるしビックリするだろうなぁと思います。
明るくなったステージ上、小渕くんは普通の立ち位置で「びっくりしたねー」なんて言ってましたが、黒田さんが見当たらなかった(笑)
きっと後ろのほうに下がってたんじゃないかと思います。見失ってしまったわ。

アンコールに応えて出てきてくれて、いつものように「楽しんでいただけてますでしょうか」と聞く小渕くん。
もう思いっきり頷きまくりました。ものすっごく楽しませていただいてますよ!
このアンコールの3曲も、とっても好きです。
新曲『あなたへ続く道』はしっかりと聴かせてくれて、ポップで可愛い『NOTE』で笑顔になって、最後は『Flag』。
あらためて『Flag』は、決意の曲だなぁと感じました。
こうありたい、こうでいたいという、コブクロとしての有り方の決意。
コブクロという旗を、どこからでも見えるように、でも無理せず「今持てる目一杯の力」で振りかざしていたい、と。
大きなことは言ってないし、大きな夢も描いてない、ただ現状の自分たちの決意。
今日は特に、すごく胸に響きました。

ダブルアンコールもなく、今までの公演と同じように、あっさりと終わった武道館ファイナル。
すごく「らしい」気がして、私は好きです。
最初のMCで小渕くんは、武道館でファイナルだけど特別に気負わずいつも通りに歌を届けたい、というようなことを言ったのを聞いて、昨日からの変な緊張がすっとなくなりました。
すごく「特別な場所だ」って思っていたけど、そうじゃないんだって思ったのです。
音楽の聖地『武道館』は、ミュージシャンにとっては特別な場所だから、そういう意味ではコブクロにとっても特別ではあるけれど、でも本当に「コブクロにとって特別」ではないんだなぁ、と。
『憧れの場所武道館でやるんだー!』という感動はとっても大きいと思いますが、それは『ミュージシャン』なら思うことであって『コブクロ』が特別に思うわけではないというか・・・・・・うーん難しい。
えーと、つまり『コブクロ』にとっては城ホールも武道館も、通過点にすぎないんですよね。きっと。
そこで出来るようなミュージシャンになることを目標としてきたわけじゃないから。
私は「桜が大ヒットして武道館もやっちゃって、目指すところがなくなったんじゃないかなぁ」なんてことを、ちょっと思っていたんですが。
そうじゃなかったんですよねー・・・・・・いやいやいやゴメンなさい。
ヒットしたとかしないとか、会場が大きくなったとか小さくなったとか、そんなこと関係なしに、変わらない旗を掲げて変わり続けていくコブクロ。
この素晴らしさに気がついたからには、もう離れられないと覚悟しました。
好きだー!!!(笑)


※ちょっと追加
この日は、事務所の社長のお誕生日でした。
MCで小渕くんがその話をして、会場の全員で拍手。
社長さんは前の方にいらっしゃったのかな?小渕くんが座席の一点を、すごく嬉しそうな笑顔で見てたのです。
で、この話をしている時、小渕くんの声もちょっと揺らいでるかなー・・・と思ったんですが、聞いている黒田さんも涙をこらえているように見えまして。
『桜』で出会ってずーっとコブクロの一番の味方でいて下さったのであろう社長の誕生日に、日本武道館という音楽の聖地で、その『桜』を歌えるということが、黒田さんの涙の一因だったのかな・・・と思いました。
コブクロの事務所が和歌山にあって、しかもゲームショップだってことを始めて知った時には笑っちゃいましたが、この普通な感じこそがコブクロを最大に生かしてるんだろうなと今は思ってます。
この、一瞬「え?だって・・・インディーズじゃないよね?」みたいな感じが、いいと思うんです(笑)
このままずーっと、和歌山のゲームショップを本拠地にしたままでいて欲しいですね。

アンコール後、そでに去っていく小渕くんの、楽しそうに弾む足元が好きなんですが、この日は本当に弾んでました。
ステージから階段があると思うんですが、そこを段飛ばしして飛び降りたんじゃないかと思います。
擬音にすると「たたーっ!ぴょん!ぎゅっ!」って感じで、袖にいた社長さんに飛びつくように抱きついてたのが見えました。
そのすぐ後に黒田さんは、しっかりと固く抱き合ってましたが、社長の姿は隠れて全く見えなかった(笑)
2人とも社長のことを心から信頼してて大切に思ってるんだなぁ・・・と、しみじみと感じることが出来て、嬉しかったです。


そしてこの日は、ライブの幸福感をさらに倍!にできるお楽しみがアフターに待っておったんです。
それは、初のコブファミさんとの出会いー!ひゃー!緊張するー!(笑)
アヤさんのブログで「武道館に1人遠征しますっ」とボロッと書いたところ、ありがたくもナンパしていただいたのでホイホイひっかかったわけですが。
ものっすごく面白かったー・・・・・・。
アヤさんに紹介していただいたSさんも広島の今ちゃんも、それはもう面白い人たちでした。
なんだろう。みんなコブクロさんのトークに乗っかるスキルを持ってる人って感じ(笑)
東京駅近くで見つけた、恐ろしく殺気立った白木屋で、しゃべるしゃべるしゃべるしゃべる。
何を話していたか今思い出そうとすると、とにかく「コブクロいいよねー」だけだったような(笑)
ファン同士なので打ち解けるのも早く、午前2時まで盛り上がってしまいました。
アヤさんとSさんなんて、当初は終電で帰る予定だったのにねー(笑)
そしてお別れの時には、また遠征で会いましょう!と。
あぁー・・・・・・SMAPが落ち着いて来たところだったのにー・・・(笑)
でも、新しいお友達ができるのはホントに嬉しいし楽しい。
こういう出会いがあるから、あちこち行っちゃうのが止められないんだなー。


※MCと、ファイナル終わったんで全曲の感想みたいなのは、また別にアップします。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして♪ (あまたけ)
2006-05-08 23:31:20
丁寧なレポ拝見しました。立見席でわからなかった部分が埋められ、感謝です 早くDVD販売されるといいですね~
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やっと見れた~ (アヤ)
2006-05-09 09:13:16
自分がレポ書いてから見ようと思ってたのでやっと見にこれた(笑)

おおおー袖の社長さんに抱きついてたのまでは見えなかったよ!

ソレ読んでまた涙ぐみそうになった;;

きっとそういうとこもDVDには入ってるはず★たのしみだー

そしてナンパさせていただいてありがとうございます(笑)

図々しかったかなって思ったけど、お誘いしてよかったv
返信する
ありがとうございます (怪獣)
2006-05-09 17:18:10
あまたけさん

立見の方も大勢いらっしゃいましたよね!

お役に立てれば何よりです♪

DVD発売が本当に楽しみですね~バックステージとか見たいです



アヤさん

袖の方まで見えるのが、斜め席での最大のポインツですねっ

あの飛びつきっぷりはぜひともDVDに収録してほしいと思うのです。

黒田さんの腕にすっぽり包まれている社長も見てみたい(笑)

ナンパでの出会いでも素敵なものがあるんだと、はじめて知りました(笑)ありがとうー。
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