※コメントありがとうございます。後ほどお返事します!
昨日は急激に色々動いた。
まずは午前中、予約していたMRIの検査を済ませる。
しかし夕べ、あまり寝ていない父は「なんか疲れたな。」「眠たいな。」としきりに連呼。
私だって疲れとるわい!と思いながらも、待合室で診察の順番を待つ。
私自身、気圧のせいか、とにかく頭痛が激しくて、割れるように痛み、頭を抱えて塞ぎこんでいるところ、父に何度も話しかけられ「頼むから黙ってくれ!」と懇願した。
待つこと約1時間。←予定をオーバー
ようやく番号を呼ばれ、いつもの主治医と対面。
「最近、如何ですか?」
「この二ヶ月地獄でした!」
即答する私。
興味深げに話を聞いてくる先生に、とにかく色んな事を暴露した。
ぐっすり眠りたいのは父だけではない。
私たち家族も一緒。
このままではショートステイも受け入れてもらえない。
切々と語り、疲れ切った生活をアピールする。
すると、そこに用意された選択肢は二つだった。
「もう少しよく眠れる薬に変え、自宅で様子見。」
「即入院で、薬の調整を試す。」
いつもよりはっきり尋ねられた。
その選択肢を聞いて、即答できなかった私は自分に驚いた。
眠りたい
父の妄想や幻視から解放されたい
気ぜわしさから逃げたい
考えていた逃げ道が今、目の前に示されたというのに、私は即答できなかったのだ。
これは本当に不思議で、しかしさっきまでの割れるような頭痛は波が引くように去っていった。
どんな薬よりもよく効いたと思う。
隣にいる父に尋ねる。
でももちろん、父がそれを本気で望むわけはないし、先生はあくまで『私』に対して質問しているのだ。
フルスピードで考えた挙げ句、私は自分の楽な生活を選んだ。
もちろん胸は苦しかった。
全て想定してきたこととはいえ、楽になるために入院させることに抵抗を感じた。
でも、楽になりたかった。
これが一番大きな理由だ。
「入院でおねがいします。」
そこからは淡々と物事が進み、数時間後には入院着を着た父が、病棟のベッドに座っていた。
心電図
レントゲン
血液検査
入院説明
書類へのサイン
全てが終わる頃、三時半を過ぎていたように思う。
結局は一旦家に帰り、着替え(下着など)を持って、再度病院にやってきたのだが、父はやはり不安そうに、「次はいつくるんや?」と尋ねてきた。
「明日くるよ。だから、よくねーや。」
昨日は私の誕生日でもあり、結婚記念日でもあった。
夜は主人の予約してくれた店で美味しいディナーを楽しんだ。
とても満足できる内容で、本当に嬉しかった。
しかし、心の奥底に沈殿した「自分勝手な罪悪感」だけは、最後まで消えることがなかった。
※ちなみに検査の結果「おそらくはアルツハイマー型認知症で間違いないだろう」ということでした。
昨日は急激に色々動いた。
まずは午前中、予約していたMRIの検査を済ませる。
しかし夕べ、あまり寝ていない父は「なんか疲れたな。」「眠たいな。」としきりに連呼。
私だって疲れとるわい!と思いながらも、待合室で診察の順番を待つ。
私自身、気圧のせいか、とにかく頭痛が激しくて、割れるように痛み、頭を抱えて塞ぎこんでいるところ、父に何度も話しかけられ「頼むから黙ってくれ!」と懇願した。
待つこと約1時間。←予定をオーバー
ようやく番号を呼ばれ、いつもの主治医と対面。
「最近、如何ですか?」
「この二ヶ月地獄でした!」
即答する私。
興味深げに話を聞いてくる先生に、とにかく色んな事を暴露した。
ぐっすり眠りたいのは父だけではない。
私たち家族も一緒。
このままではショートステイも受け入れてもらえない。
切々と語り、疲れ切った生活をアピールする。
すると、そこに用意された選択肢は二つだった。
「もう少しよく眠れる薬に変え、自宅で様子見。」
「即入院で、薬の調整を試す。」
いつもよりはっきり尋ねられた。
その選択肢を聞いて、即答できなかった私は自分に驚いた。
眠りたい
父の妄想や幻視から解放されたい
気ぜわしさから逃げたい
考えていた逃げ道が今、目の前に示されたというのに、私は即答できなかったのだ。
これは本当に不思議で、しかしさっきまでの割れるような頭痛は波が引くように去っていった。
どんな薬よりもよく効いたと思う。
隣にいる父に尋ねる。
でももちろん、父がそれを本気で望むわけはないし、先生はあくまで『私』に対して質問しているのだ。
フルスピードで考えた挙げ句、私は自分の楽な生活を選んだ。
もちろん胸は苦しかった。
全て想定してきたこととはいえ、楽になるために入院させることに抵抗を感じた。
でも、楽になりたかった。
これが一番大きな理由だ。
「入院でおねがいします。」
そこからは淡々と物事が進み、数時間後には入院着を着た父が、病棟のベッドに座っていた。
心電図
レントゲン
血液検査
入院説明
書類へのサイン
全てが終わる頃、三時半を過ぎていたように思う。
結局は一旦家に帰り、着替え(下着など)を持って、再度病院にやってきたのだが、父はやはり不安そうに、「次はいつくるんや?」と尋ねてきた。
「明日くるよ。だから、よくねーや。」
昨日は私の誕生日でもあり、結婚記念日でもあった。
夜は主人の予約してくれた店で美味しいディナーを楽しんだ。
とても満足できる内容で、本当に嬉しかった。
しかし、心の奥底に沈殿した「自分勝手な罪悪感」だけは、最後まで消えることがなかった。
※ちなみに検査の結果「おそらくはアルツハイマー型認知症で間違いないだろう」ということでした。
卯月さんの最後の言葉に思わず涙が出ました。
何とお声をおかけすれば…良い言葉が見つかりませんが
約2年程前から、同じく自身の父親と同居してる私には言葉では言い表せない気持ちでいっぱいです。
家は81歳でまだ自身の事は出来ますし、運転も近場ですがしております。
手のかかる事もそうないけれど、急に始まった父親との同居。
未だに慣れず、とてもストレスがかかります。
たまに発狂したくなりますし、実際怒り狂った事もあります。
早く…と思った事も多々あります。
元気なのだから良いじゃない。と言われればそうです。私のワガママです。
卯月さんの大変さとは全く全く違います。
実父との同居という事だけが共通点ですが、本当に色々考えさせて頂いてます。
そして、同じ娘として何度も胸が熱くなる言葉を拝見させて頂きました。
お辛い事も苦しい事も私の想像以上にあると思いますが
自身のお身体と心、どうか大切に大事になさってくださいね。
コメントありがとうございます。
できるだけ赤裸々に思いをぶちまけたくて、このブログを続けているのですが、読者様に影響することも考えねばなりませんね。
みかさんの状況と私の状況は、さほど大差ありませんよ。
実父との生活は何かと大変です。
お父様の性格にもよりますが、逆に仲が悪くなったりすることも多々あると思います。
ただ、私の父は「アルツハイマー」だというだけのこと。
それが原因でのストレスは確かに酷くて、匙投げしたい気分になりましたが・・・・親は親ですからね。
最期まで看取るのが子の責任だと思っています。
みかさんが怒りを堪える必要はもちろんございません。余計なストレスを溜めると寿命が短くなりますよ。
私は我慢強くないので、いつも大喧嘩でした。
親と子の間には甘えがありますからね。
どうしてもぶつけ合ってしまう。
これが舅や姑だと10回に1回ほどまで落ち着くんでしょうが(笑)。
とにかくお互い無理せず、冷静に話し合えるところは話し合いましょう。
それでも無理ならドーンとぶつかっちゃってください。
大変だと思いますが、陰ながら応援しております。