家具の病院

家具の修理は、『家具の病院』にお任せください!

【アーコール家具】 修理 (アーコール日本総代理店 ㈱ダニエル)

2011年10月19日 | weblog
『アーコール修理』。
英国家具で大変人気のある『アーコール』。曲げ木を使った繊細なデザインで世界各国に愛好家がいます。

横浜元町に本店を置く『ダニエル』は『アーコール家具』の日本総代理店。

現在、日本国内で見る全ての新品のアーコール製品はそこから販売されています。

そのダニエルでは家具修理の専門部門『家具の病院』を開設しています。

もちろん、永く使用して愛されて家具は、ダニエル製品のみならず修理・修復をするのですが、日本総代理店である『アーコール』も数多く手がける修理品の一つ。

今回はその事例『アーコール家具修理』をご紹介します。

 
30年近く使われた『アーコールのアームチェア』。

使用による劣化でアーム部分の塗装がはがれてきているのと、抜きの部分が若干乾燥してゆるくなり、凸凹ができてしまっています。
 
もちろん、クッションも経年による劣化でヘタリが出ています。



今回は、クッションの張替と、座面の下にあるウェビングの張替、アームの塗装と接合部分の修理を行います。

�まずは、アームパーツ。
ダニエルの熟練職人は家具修理に対して一切の手抜きをしません。
一般的な家具修理では、グラつきや先ほどのような凸凹があれば、ペーパーやすりで平らにするか、釘やT字の金物で締め付けるだけ。結局、根本的な治療・修復にはなっていません。

ダニエル職人はまず、アームのパーツを分解しました。
  

そして、再度組み直しをします。その際に、きちんとクサビを打ち直しすることで、グラ付が完全に直り、先ほどの凸凹も解消されました。

�そして、それまでの塗装をペーパーヤスリを使い、丁寧に塗装をはがしていきます。

これがまた、大変時間がかかります。

今回はアームの部分修理のためにその他の部分には塗装がつかないよう全て養生をします。
 
両肘の塗装を全て綺麗にはがし、下地調整を行います。この際に、細かな傷はキレイになります。

�再塗装


ダニエルの熟練の塗装職人が他のパーツと遜色ない、また経年変化を考慮した着色を行います。
  
この輝き!!

�ベルトの交換
アーコールは座面の下にベルトを使用している。
 
このベルトを他の所では入手ができないからと、板を張ったりするところがあるこうなので要注意。
『ダニエル家具の病院』では『アーコール家具の修理』をするときには、国内パーツを使用することもあるが、
出来るだけ、英国からパーツを取り寄せして『純正パーツ』で修理する。


このようにして、愛着のある『アーコール家具の修理』が完了。

どのようなアーコール製品でも修理可能。
まずは、お気軽にお問い合わせを。

見積もり・相談無料です。
電話0120-497669【家具の病院】

または、アーコール・ジャパンのオフィシャルホームページからでもお問い合わせいただけます。

★★★『アーコール・ジャパンオフィシャルホームページ』★★★

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